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TSUKUWEAR
素材・加工公開 約4分で読めます

同じ版でキッズから大きいサイズまで刷るとき|プリントの大きさの見え方と分け方

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

同じ版で刷ると、柄の実寸は全サイズで同じになり、ボディに対する割合だけが変わります。だから同じ柄でも、キッズでは大きく、4XLや5XLでは小さく見えます。

見え方の差は、品番のサイズ表にある身幅と、柄の幅を割り算すると数字で比べられます。そのうえで、差が気になるサイズ帯だけ版を分けるかを決めます。

刷れる最大の大きさは、品番・位置・加工先の設備で変わるため、この記事では数値を決めません。柄と品番を伺って確認します。

同じ版で刷ると何が変わるか

シルクスクリーンの版は、柄を決まった大きさで刷る道具です。サイズごとに柄が伸び縮みするわけではありません。

  • 柄の幅と高さは、どのサイズでも同じ
  • 身幅や着丈が小さいサイズほど、柄が大きく見える
  • 襟からの位置を同じにすると、小さいサイズでは柄が下がって見えることがある

位置の測り方そのものはプリント位置とサイズの決め方で解説しています。ここでは、サイズ違いでの見え方に絞ります。

品番の実寸で「見え方」を比べる表の作り方

見え方の比べ方は、次の式1つです。

身幅に占める割合 = 柄の幅 ÷ サイズ表の身幅

例として、OE1116のサイズ表(身幅)で、幅25cmの柄を仮に置いた場合を計算します。25cmは計算のための仮の数字です。

サイズ 身幅(cm) 柄の割合
110 34 約74%
150 43 約58%
M 50 50%
XXL 58 約43%
5XL 67 約37%

同じ柄でも、110cmでは身幅の4分の3近くを占め、5XLでは4割を切ります。割合の差がどれくらい気になるかは、柄によって違います。

背中の大きな柄なら、着丈でも同じ計算をします。縦長の柄は、着丈の短いキッズで裾に近づきすぎないかを見ます。

自分の企画で表を作る手順

  1. 使う品番の商品ページからサイズ表の身幅と着丈を写す
  2. 展開する最小サイズと最大サイズ、中心のサイズを選ぶ
  3. 柄の幅と高さを入れて、割合を計算する
  4. 実寸で紙に印刷し、手持ちのTシャツに当てて見る

版を分けるかどうかの判断表

割合の差が気になる場合は、サイズ帯ごとに柄の大きさを変える方法があります。ただし、大きさごとに版が増えます。

状況 同じ版で刷る 版を分けるのを検討
大人のS〜XXLだけ 多くの柄で検討しやすい 背中の大柄で差が気になるとき
キッズを含む 胸の小さめの柄 背中の大柄・身幅いっぱいの柄
4XL・5XLを含む 柄が小さく見えても気にならない 大きいサイズでも存在感を出したい
胸のワンポイント 差が目立ちにくい ほとんど不要

版が増えると初期費用も増えます。数え方はシルクスクリーンの版代を参考にしてください。

キッズを含むときに確認すること

掲載品番ではキッズサイズの範囲が品番ごとに違います。柄の大きさを決める前に、使うサイズが品番にあるかを確かめます。

  • OE1116は90〜150cm。ただし90・100cmは白・黒・紺など一部の色のみ
  • GAT-500は110〜160cmが全28色に設定あり
  • POT-104は110・130・150cmが全21色に設定あり

色数・サイズはカタログ上の設定で、在庫は時期で変わります。発注前に照合します。キッズの品番はキッズ・ジュニアサイズのボディにまとめています。

サンプルで確かめる組み合わせ

サイズ違いの見え方は、最小と最大の両端で差が大きく出ます。サンプルで見るなら、次の組み合わせが候補です。

見る組み合わせ 確かめること
最小サイズ 柄がはみ出して見えないか・位置が下がらないか
中心のサイズ 基準の見え方になっているか
最大サイズ 柄が小さく見えすぎないか

どのサイズでサンプルを作るかは、品番と柄を伺って相談のうえで決めます。

よくある質問

刷れる最大の大きさは何cmですか?

品番・位置・加工先の設備で変わるため、一律の数値はお伝えしていません。柄と品番を伺って確認します。

大人用とキッズ用で柄の大きさを変えると、何が増えますか?

大きさごとに版が分かれるため、版の数と初期費用が増えます。親子でそろえる企画の考え方はキッズ・親子おそろいTシャツで扱っています。

まとめ

  • 同じ版で刷ると柄の実寸は全サイズ同じで、身幅に対する割合が変わる
  • 「柄の幅÷身幅」で、最小・中心・最大サイズの見え方を数字で比べる
  • 差が気になるサイズ帯だけ版を分けるか検討し、版の増加と比べる
  • キッズの範囲は品番ごとに違うため、使うサイズが品番にあるかを先に確かめる

使う品番とサイズの範囲、柄の大きさを送ってください。上の表と同じ形で見え方を整理し、版を分けるかの判断材料をお返しします。品番が未定なら、用途だけでもかまいません。無料相談のフォームかLINEから、原則3営業日以内に返信します。

このボディ・この加工で作れるか、聞いてください

品番やデザインのラフがあれば添えてください。ボディと加工の組み合わせで作れるかどうかと、決めるべきことをお返しします。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

LINEで送る例:「『同じ版でキッズから大きいサイズまで刷るとき』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

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