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素材・加工公開 更新 約5分で読めます

Tシャツの洗濯での縮み|素材ごとの傾向と、サイズ選び・サイズ表への反映

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

Tシャツは、素材と洗い方・干し方によって洗濯で縮むことがあります。どれだけ縮むかは条件で変わるため、気になる品番は見本を想定の洗い方で洗い、洗う前と後を測って確かめます。

綿のTシャツは、洗濯や乾燥機の使用で寸法が変わることがあります。ポリエステルを含む掲載品番の多くは、供給元のカタログに「熱をかけると縮む場合がある」と書かれています。

確かめた結果は、サイズ選びと販売ページの注意書きに反映します。この記事では、そのための記録表と記入例を載せます。

素材ごとの傾向とカタログの記載

縮む割合の数字は、洗い方・干し方・回数で変わるため載せません。素材ごとの一般的な傾向と、掲載品番のカタログの記載を並べます。

素材 一般的な傾向 掲載品番のカタログの記載
綿100% 洗濯や乾燥機の熱で寸法が変わることがある OE1116・GAT-500などに熱の注記はない
ポリエステル100% 高い熱で縮むことがある POT-104・FDT-100に「熱をかけると縮む場合がある」
綿・ポリエステル混 素材の割合と生地で変わる ATP-261・HNC-102・BSP-265に同じ記載

注記がないことは、縮まないという意味ではありません。綿100%の品番も、洗い方によって寸法が変わることがあります。

ポリエステルの品番には、供給元のカタログに「分散染料を用いているため、熱加工によりブリード(色のにじみ)を起こす可能性がある」とも書かれています。加工の熱との関係はドライ素材へのシルクスクリーンで扱っています。

ヘビーウェイトは縮みやすいのか

厚手かどうかだけでは、縮みやすさは決まりません。目付は生地1㎡あたりの重さで、縮み方は素材・糸・生地の作り・洗い方で変わります。

  • 掲載の厚手品番OE1116(210g/㎡)とGAT-500(190g/㎡)は、どちらも綿100%
  • 厚手でも薄手でも、綿は洗い方によって寸法が変わることがある
  • 縮みが気になるなら、厚さで選ぶのではなく見本で測る

厚手2品番の比べ方はヘビーウェイトTシャツの選び方で解説しています。

見本を洗って測る記録表

見本が届いたら、想定する洗い方で洗い、同じ位置を測ります。洗い方の条件も一緒に記録しておくと、あとで比べられます。

項目 洗う前 洗った後
身幅 (記入) (記入)
身丈 (記入) (記入)
袖丈 (記入) (記入)
首まわりの形 写真 写真

条件として書き添えるもの:

  • 洗い方(洗濯表示に沿った方法か、ネットの使用)
  • 干し方(平干し・つり干し・乾燥機の使用)
  • 洗った回数(1回だけでなく、想定する回数まで)
  • 品番・色・サイズ

測り方は品番のサイズ表の読み方の手順と同じです。平らに置き、引っぱらずに測ります。

プリントや刺繍を入れた見本なら、洗った後に加工のまわりにしわやつれが出ていないかも見ます。どこまでの変化を許容するかは、注文前とサンプル承認の時点で合意します。

サイズ選びに反映する

記録表の結果を見て、サイズの案内を決めます。

結果 案内の仕方
洗った後も寸法の差が気にならない 通常どおりサイズ表で選んでもらう
丈や身幅の差が気になる 1つ上のサイズも試着して選ぶよう案内する
乾燥機で差が大きくなる 乾燥機を避ける注意書きを入れる

手持ちの服と比べてサイズを選ぶ人には、「手持ちの服は洗濯後、サイズ表は洗濯前の寸法」と伝えると選び間違いが減ります。

刺繍を入れたウェアは、生地の縮みで刺繍の周りにしわが寄ることがあります。乾燥機やアイロンの扱いと注意書きの例は刺繍入りウェアの洗濯とアイロンにあります。

販売ページの注意書きの記入例

縮みの注意書きは、サイズ表のすぐ近くに置きます。内容は見本で確かめた結果と、洗濯表示に合わせます。

項目 記入例
サイズ表の前提 サイズ表は洗濯前の寸法です
素材と縮み 綿100%のため、洗濯や乾燥機の使用で縮むことがあります
お手入れ 洗濯表示に従ってお手入れください
寸法の差 平置きで測っているため、多少の差が出ることがあります

洗濯表示・品質表示の内容と要否は、用途(販売か配布か)を伝えて確認します。一般的な考え方は洗濯表示・品質表示の基礎、販売ページに載せる項目はグッズTシャツの販売ページに載せる情報にまとめています。

よくある質問

縮みにくい品番はどれですか?

縮み方は洗い方で変わるため、品番だけでは言い切れません。候補の品番を見本で洗って測るのが確実です。

ドライTシャツは縮みませんか?

掲載のドライ品番(POT-104・FDT-100)は、カタログに「熱をかけると縮む場合がある」と記載があります。乾燥機やアイロンの熱に気をつけます。素材の違いは綿とドライ素材の違いで解説しています。

縮みが気になる品番は、見本で確かめる段取りを組みます

次の3つを送っていただければ、見本を手配して確かめる段取りをご案内します。

  • 候補の品番と色(未定なら用途と季節)
  • 着る人の想定する洗い方(家庭洗濯・乾燥機の有無など)
  • 用途(販売・配布・スタッフ用)

見本の進め方は加工サンプルと量産承認にまとめています。品番が未定でも相談できます。返信は原則3営業日以内です。

まとめ

  • Tシャツは素材と洗い方・干し方によって洗濯で縮むことがある
  • ポリエステルを含む掲載品番の多くに「熱をかけると縮む場合がある」との記載がある
  • 厚手かどうかだけでは縮みやすさは決まらない
  • 見本を想定の洗い方で洗い、前後の寸法と条件を記録する
  • 結果はサイズの案内と、販売ページの注意書きに反映する

素材ごとのボディはボディから選ぶのページで比べられます。記録表の結果が出たら、無料相談からそのまま送ってください。

このボディ・この加工で作れるか、聞いてください

品番やデザインのラフがあれば添えてください。ボディと加工の組み合わせで作れるかどうかと、決めるべきことをお返しします。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

LINEで送る例:「『Tシャツの洗濯での縮み』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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