品番のサイズ表の読み方|身幅・着丈・袖丈の測り方と、ほかの品番と比べる手順
品番のサイズ表は、手持ちの「ちょうどよい服」を平らに置いて同じ項目を測り、その数字に近いサイズを探すと読めます。S・M・Lの表記だけで比べると、品番ごとの差を見落とします。
同じLでも、品番が違えば身幅や肩幅は数cm単位で変わります。表記ではなく、身幅と身丈の数字で比べるのがサイズ選びの近道です。
この記事では、項目の意味、手持ちの服の測り方、掲載品番を並べた例、そのまま使える比較シートを順に載せます。
サイズ表の項目の意味
| 項目 | 測る場所 | 何に効くか |
|---|---|---|
| 身丈(着丈) | 首元の肩の付け根から裾まで | 丈の長さ・タックインのしやすさ |
| 身幅 | 左右の脇の下の付け根の間 | ゆとり・体型に合うか |
| 肩幅 | 左右の肩の縫い目の端の間 | 肩が落ちるか、合うか |
| 袖丈 | 肩の縫い目の端から袖口まで | 袖の長さ |
| 裄丈 | 後ろ首の中心から肩を通って袖口まで | 肩に縫い目がない形の袖の長さ |
身幅は、平らに置いた服の片面の幅です。胸囲とは違い、一周の長さではありません。
裄丈は、ラグラン袖のように肩の縫い目がない形で使われます。たとえばOE1250のサイズ表は、前着丈・後着丈・身幅・裄丈の4項目です。
手持ちの服の測り方
いちばん着慣れている服を1枚選び、次の順で測ります。
- 平らな台に、しわを伸ばして置く(引っぱらない)
- 身幅は、両脇の下の付け根を結んだ線で測る
- 身丈は、首元の肩の付け根から裾までをまっすぐ測る
- 肩幅は、左右の肩の縫い目の端を結んで測る
- 袖丈は、肩の縫い目の端から袖口まで測る
測る起点は、品番の表記によって違うことがあります。気になる項目は、品番ページの表記で確かめます。
手持ちの服は洗濯を重ねた状態です。新品の寸法とは差が出ることがあるので、比べるときはその前提で見ます。
掲載品番のLサイズを並べた例
同じLでも、品番で数字が変わります。数値は各品番のカタログ値(単位cm)です。
| 品番 | 身丈・身幅 | 肩幅・袖丈 |
|---|---|---|
| TRS-700 | 71・52 | 45・21 |
| GAT-500 | 71・53 | 46・21 |
| OE1116 | 71・52.5 | 48・20.5 |
| POT-104 | 70・54.5 | 46・20 |
身丈はほぼ同じでも、肩幅はOE1116が広めで、身幅はPOT-104が広めです。着たときに「肩が落ちる」「ゆったりする」といった違いは、この差に表れます。
品番どうしの数字をまとめて見るなら用途から選ぶ品番の比較が使えます。
そのまま使える比較シート
手持ちの服と、候補の品番の2サイズを1枚に並べます。数字の差を書くと、どちらに寄せるかが決めやすくなります。
| 項目 | 手持ちの服 | 候補(品番・サイズ) |
|---|---|---|
| 身幅 | (記入) | (記入)/差(記入) |
| 身丈 | (記入) | (記入)/差(記入) |
| 肩幅 | (記入) | (記入)/差(記入) |
| 袖丈 | (記入) | (記入)/差(記入) |
比べる順番は、身幅→身丈→肩幅→袖丈です。身幅が合うサイズを選び、丈と肩で迷ったら試着で決めます。
寸法の差をどこまで同じとみなすかは、注文前とサンプル承認の時点で合意します。
比べるときに迷いやすい点
- オーバーサイズの品番は、身幅と肩幅が大きく作られている(オーバーサイズTシャツの選び方)
- 男女兼用の品番は、レディースの1サイズ下が近いとは限らない(男女兼用のサイズ展開)
- キッズは、品番ごとにサイズの刻みが違う(110・130・150cmだけの品番もある)
- 色によって設定のないサイズがあるため、発注前に在庫と照合する
学校・イベントでサイズを集めるとき
文化祭やクラスTシャツのように大勢のサイズを集めるときは、サイズ表の数字を案内に載せると選び間違いが減ります。
| 案内に載せるもの | 理由 |
|---|---|
| 品番のサイズ表(身幅・身丈) | 表記だけでは品番の差が伝わらない |
| 手持ちの服の測り方 | 自分のサイズを数字で選べる |
| 回収の締切 | 発注の日程を守るため |
集めたサイズは柄×色×サイズの数量集計表にまとめると、そのまま発注の内訳になります。配分の考え方はサイズ展開と枚数配分の決め方で扱っています。
プリントや刺繍の大きさもサイズ表から考える
入稿データの大きさを決めるときも、身幅が手がかりになります。いちばん小さいサイズと大きいサイズの身幅を見て、同じ大きさで成り立つかを確かめます。
- 最小サイズの身幅に対して、大きすぎないか
- 最大サイズの身幅に対して、小さく見えすぎないか
刺繍の場合の決め方は刺繍の大きさの決め方で解説しています。
手持ちの服の寸法と、候補の品番を送れば、近いサイズを返します
比較シートの「手持ちの服」の欄だけ埋めて送っていただければ、候補の品番で近いサイズをお返しします。
- 手持ちの服の身幅・身丈・肩幅・袖丈
- 候補の品番(未定なら用途と着る人)
- 必要なサイズの範囲(キッズ・大きいサイズの有無)
品番が決まっていなくても相談できます。返信は原則3営業日以内です。
まとめ
- サイズ表は、手持ちの服を同じ項目で測って比べると読める
- 同じLでも、品番で身幅・肩幅が数cm単位で違う
- 比べる順番は身幅→身丈→肩幅→袖丈
- 手持ちの服は洗濯後の状態なので、新品との差を前提に見る
- 色によって設定のないサイズがあるため、発注前に照合する
数字を埋めた比較シートは、無料相談のフォームかLINEにそのまま貼り付けて送れます。