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TSUKUWEAR
実務ノウハウ公開 約4分で読めます

予算が先に決まっているTシャツ制作|優先順位から仕様を組む相談の仕方

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

予算が先に決まっているなら、仕様を全部決めてから見積もりを取るより、総額と「譲れない順」を先に伝えるほうが早く着地します。依頼先は、その順番に沿って削る場所と残す場所を組み替えられるからです。

TSUKUWEARでは価格表や相場の金額を載せていません。100枚の費用も、ボディ・加工の位置・色数で大きく組み合わせが変わるためです。

その代わり、総額がどの項目でできているかの式と、優先順位の付け方を示します。決裁済みの予算額がある担当者は、下のシートを埋めればそのまま相談に使えます。

見積総額は4つの項目の足し算

まず、予算がどこに使われるかを分けて見ます。TSUKUWEARのお見積もりは、次の式の4項目で整理しています。

見積総額 = ボディ費の合計 + 加工仕様別の費用 + 初期設定・試作などの費用 + 包装・配送などの費用

※項目の有無や内包関係は案件ごとに確認します。同じ費用を重複して計上しません。

項目 何で変わるか 数量との関係
ボディ費 品番・色・サイズ 枚数に比例しやすい
加工仕様別の費用 方法・位置・色数・刺繍の大きさ 仕様と数量で条件が変わる
初期設定・試作 版・刺繍データ・サンプル 枚数で割れる
包装・配送 個包装・仕分け・納品先 形態と納品先で変わる

数量で割れるのは版や刺繍データなどの初期設定の費用です。 枚数を増やすと1枚あたりの負担は下がりますが、総額は増えます。予算が総額で決まっているときは、この両方を見ます。

各項目の中身はTシャツOEMの費用の内訳で詳しく扱っています。

予算から組むときの6つのつまみ

予算内に収める調整は、主に次の6つで行います。どれを動かすかで、仕上がりへの影響が違います。

つまみ 動かし方の例 影響が出るところ
数量 予備を減らす・配布先を絞る 足りなくなるリスク
ボディの質 厚手から定番の目付へ 手触り・張り感
色数 4色を2色に デザインの表現
加工の位置 胸と背中を胸だけに 見た目の情報量
刺繍の有無 刺繍を1か所に絞る・プリントに 高級感
納期 余裕のある日程にする 選べる仕様の幅

たとえばボディは、掲載品番でも OE1116(210g/㎡)と TRS-700(170g/㎡)のように目付の違う選択肢があります。どちらが合うかは用途と手触りの好みで決めます。

優先順位シートの記入例

6つのつまみを、譲れない順に1〜6で並べます。理由を1行添えると、組み替えの提案がずれません。

順位 項目 理由・条件
1 数量 全社員180名に配る。減らせない
2 納期 創立記念式典の日付が決まっている
3 加工の位置 背中に周年ロゴを大きく入れたい
4 色数 2色まで可。単色でも可
5 ボディの質 普段着になる程度なら定番でよい
6 刺繍の有無 なくてもよい

数字は書き方を示すための仮のものです。埋めるときのコツは次の3つです。

  • 「絶対」は1つか2つに絞る(全部1位だと組み替えられない)
  • 予算は総額か1枚あたりかを明記する(税・送料の扱いも)
  • 下位の項目は「なくてもよい」「どちらでもよい」と書いてよい

予算と希望が合わないときの順番

希望をすべて満たすと予算を超えることがあります。その場合は、シートの下位から順に調整案を出します。

  1. 下位の項目(例:刺繍)を外した案
  2. 色数や加工の位置を減らした案
  3. ボディの目付を変えた案
  4. それでも超える場合は、数量の見直しを相談

上位の項目には、ご相談なしに手を付けません。 数量を変える案は、必ず理由と一緒にお伝えします。

見積もりを受け取ったあとに総額を下げたい場合は、費用を抑える仕様の見直し方の調整表が使えます。費用項目の考え方は料金の考え方にもまとめています。

相談のときに一緒に送るもの

予算から組む相談は、次の4点がそろうと案を出しやすくなります。

送るもの 例
予算の総額 税込・送料込みで総額いくらまで
優先順位シート 上の表を埋めたもの
用途と時期 配布日・販売日。未定でも可
デザインの状態 ラフ・ロゴデータ・まだない

デザインがまだなくても相談できます。依頼文の書き方はTシャツ制作の問い合わせの書き方のテンプレートを使うと早く書けます。

まとめ

  • 予算が決まっているときは、仕様より先に総額と「譲れない順」を伝える
  • 総額はボディ費・加工仕様別の費用・初期設定・包装配送の4項目でできている
  • 数量で割れるのは初期設定の費用。総額と1枚あたりの両方を見る
  • 調整は優先順位の下位から。上位の項目は相談なしに変えない

予算の総額と優先順位シートを相談フォームから送っていただければ、予算内で組める仕様の案をお出しします。時期やデザインが未定でも構いません。返信は原則3営業日以内です。

手元の表や資料のまま、送ってください

配分表・入稿データ・スケジュールが途中でも構いません。足りない項目は、ご返信で一緒に埋めます。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

LINEで送る例:「『予算が先に決まっているTシャツ制作』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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