ドライTシャツの比較、6品番の目付・色数・サイズ
ドライTシャツを品番で比べるなら、色数・サイズの範囲・日差し対策の記載の3つで決めます。
色数とサイズの広さなら、POT-104(21色・110cm〜7XL)です。日差し対策の記載があるのは、FDT-100とCLD-923(供給元にUPF50+の記載)です。
どの品番も、シルクスクリーンでは熱による縮みとにじみに気をつけます。以下の数値はカタログ値で、在庫は時期で変わります。
6品番を表で比べる
ドライTシャツは、汗を吸ってすぐ乾くポリエステル系の生地のTシャツです。掲載品番から6つを並べました。
| 品番 | 素材・目付 | 色数・サイズ |
|---|---|---|
| POT-104 | ポリエステル100%・140g/㎡ | 21色・110cm〜7XL |
| FDT-100 | ポリエステル100%・135g/㎡ | 17色・120cm〜XXXL |
| CLD-923 | リサイクルポリ50%・複合繊維50%・160g/㎡ | 3色・S〜XXL |
| RPT-925 | リサイクルポリ100%・150g/㎡ | 3色・S〜XXL |
| PBT-921 | リサイクルポリ100%・210g/㎡ | 1色・S〜XXL |
| HNC-102 | 綿40%・ポリ60%・140g/㎡ | 11色・110cm〜7XL |
目付は、生地1㎡あたりの重さです。厚さそのものではありませんが、厚みや張りを比べる手がかりになります。
POT-104の21色には、蛍光イエロー・蛍光グリーン・蛍光オレンジ・蛍光ピンクの4色が入っています。
UPF50+とは何?
UPFは、紫外線を服がどれだけ通しにくいかを表す数値です。数値が高いほど、紫外線を通しにくくなります。
供給元の説明では、オーストラリアとニュージーランドの規格(AS/NZS 4399)で決められた基準とされています。FDT-100の説明にある区分は次のとおりです。
- UPF15〜24:Good protection
- UPF25〜39:Very Good protection
- UPF40〜49とUPF50以上:Excellent protection
UPF50+は生地についての記載です。着た人の日焼けを防げると約束するものではありません。帽子や日焼け止めとあわせて考えてください。
品番ごとの特徴は?
数字に出ない特徴を、供給元の説明から拾いました。
- POT-104:二重に編んだ生地(ダブルフェイス)。長袖のPOL-205と、ビブスのPOV-109が同じ生地
- FDT-100:吸水して早く乾く生地。高紫外線カットUPF50+の記載
- CLD-923:伸びやすい生地。UPF50+の記載
- RPT-925:表がなめらかで裏がメッシュの二重の生地
- PBT-921:ドライなのに光沢感がなく、綿のような見た目
- HNC-102:蜂の巣のような凹凸のある、綿とポリの混紡生地
綿のような見た目にしたいなら、PBT-921かHNC-102が候補です。PBT-921は1色だけなので、色を選びたいならHNC-102を見ます。
プリントと刺繍で気をつけることは?
ポリエステルの品番には、供給元から熱への注意が書かれています。
| 注意 | 起きること | 対策 |
|---|---|---|
| 熱で縮む | 加工の熱で生地が縮む | 加工の条件を品番ごとに確かめる |
| ブリード | 生地の染料がインクににじみ出る | 濃い色のボディはサンプルで確かめる |
ブリードは、白い文字がボディの色にうっすら染まるような現象です。濃い色のボディに白や淡い色を刷るときは、特に確かめてください。
刷るときの確認点はシルクスクリーンをドライTに刷る確認点で詳しく扱っています。刺繍は、薄い生地ではしわが出ないかをサンプルで見ます。
用途で選ぶならどれ?
用途から、最初に見る品番を並べました。
| 用途 | 最初に見る品番 | 理由 |
|---|---|---|
| 大会・チームで色を分ける | POT-104 | 21色・蛍光4色 |
| 屋外で日差しを浴びる | FDT-100・CLD-923 | UPF50+の記載 |
| 子どもから大きいサイズの大人まで | POT-104・HNC-102 | 110cm〜7XL |
| 綿のような見た目にしたい | HNC-102・PBT-921 | 光沢が少ない |
| 再生素材を使いたい | RPT-925・CLD-923 | リサイクルポリエステル |
綿のTシャツとの違いはポリエステルと綿の違い、夏の屋外スタッフの選び方は夏の暑さ対策ユニフォームにあります。
例:屋外イベントのスタッフ60人なら
例として、仮に夏の屋外イベントで、スタッフ60人が着るTシャツを作るとします。
- 日差しが強いので、UPF50+の記載があるFDT-100を候補にする
- 誘導係だけ目立たせたいなら、蛍光色のあるPOT-104と組み合わせる
- 濃い色のボディに白を刷るなら、サンプルでにじみを確かめる
TSUKUWEARでは、仕様が決まってから納品まで、およそ6〜8週間が目安です。数量・工程数・時期で前後します。
次にやること
- 用途の表から、候補を2品番に絞る
- ドライTシャツの品番比較で、色とサイズを並べる
- ドライ素材のボディを読み、ボディ色と刷る色を添えて相談する