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素材・加工公開 更新 約5分で読めます

刺繍の大きさの決め方|実寸の測り方と、SS〜XXXLで同じ大きさにするか

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

刺繍の大きさは、数字から決めるより、ロゴを原寸で印刷して服に当て、着た状態で見て決めます。決めた大きさは横幅か縦の長さのどちらか1つで指定します。

サイズ展開がある場合は、まず「全サイズ同じ大きさ」で成り立つかを確かめます。キッズと大人の大きいサイズが混ざるときだけ、大小2種類に分けるかを検討します。

刺繍の大きさの上限や、縫える文字の細さは、品番・位置・デザインで変わります。数値はご相談時に確認するものとして、この記事では決め方の手順を載せます。

原寸で決める手順

画面上の見た目は、実物の大きさとずれます。紙に原寸で印刷して当てると、ほとんどの迷いはそこで解けます。

  1. ロゴを候補の大きさで2〜3通り、原寸で印刷する
  2. 余白を切り落とし、手持ちの服か候補品番の見本に当てる
  3. 着て、正面と2〜3m離れた位置から見る
  4. スマートフォンで撮り、写真でも見え方を確かめる
  5. 決めた大きさを、横幅か縦の長さで1つ書き留める

1cm刻みの枠が入った用紙を使うと、候補を並べやすくなります(刺繍サイズ確認テンプレート)。

小さい文字や細い線は、縮めると糸で表しにくくなります。文字が読めるかどうかも、この原寸の段階で見ておきます。

大きさの指定は横幅か縦の1つで

縦と横の両方を書くと、ロゴの比率と合わないときにどちらを優先するかで迷います。

指定の仕方 向くロゴ 書き方の例
横幅で指定 横長のロゴ・社名 横幅を実寸で指定
縦で指定 縦長・正方形に近いマーク 縦の長さを実寸で指定
原寸の紙を添える 迷うとき 当てて決めた紙の写真を送る

ロゴに使用規定がある場合は、大きさや余白を変えてよい範囲と承認者を先に確認します。

社名や英字を含むロゴは、大きさだけでなく書体と文字の高さで読みやすさが決まります。小さくしても潰れない文字原稿の作り方は刺繍の書体と文字の大きさで扱っています。

全サイズ同じ大きさにするかの判断

刺繍の大きさを変えると、刺繍データを作り直す場合があります。刺繍データは、拡大・縮小だけで済まないことがあるためです。

条件 判断
大人のS〜XXLだけ 全サイズ同じ大きさで成り立つかを先に確かめる
メンズとレディースで品番が違う 両方の見本に同じ大きさを当てて見る
キッズを含む 最小サイズに当てて大きすぎないかを見る
大きいサイズで小さく見えるのが気になる 大小2種類にするかを、データと日程を含めて相談する

大小2種類に分ける場合は、刺繍の種類が増えます。振り分け表の行も分けて書きます。

品番のサイズ表で身幅の差を見る

同じ大きさの刺繍でも、身幅が違えば見え方が変わります。たとえばOE1116のカタログ値では、身幅は110cmが34cm、Sが47.5cm、XXLが58cmです。

サイズ 身幅(OE1116) 見るところ
110cm 34cm 胸に対して大きすぎないか
S 47.5cm 基準にするサイズ
XXL 58cm 小さく見えすぎないか

確認は、いちばん小さいサイズと大きいサイズの2点で足ります。サイズ表の読み方は品番のサイズ表の読み方で解説しています。

メンズ・レディースで揃えるとき

男女で品番を分けると、身幅や肩幅が変わります。同じ刺繍の大きさで、両方に当てて見え方を確かめます。

  • 胸の刺繍は、肩幅が狭い品番で中心からの距離が変わる
  • ウエストを絞った品番は、着たときに刺繍の位置が動きやすい
  • 同じ品番の男女兼用で揃えるなら、刺繍は1種類で済む

ポロシャツの胸・袖の位置の決め方はポロシャツの刺繍位置にまとめています。

キャップの刺繍の大きさ

キャップは、正面・側面・後ろで縫える範囲が違います。範囲は型と位置で変わるため、型を決めてからご相談時に確認します。

確認すること 理由
型(品番) 正面の高さやパネルの形が違う
位置 正面・側面・後ろで範囲が違う
ロゴの比率 横長か、縦に高いか

OTC-364・OTC-365は、供給元のカタログに「マーキングは刺繍のみ」とある型です(OTC-364)。位置ごとの考え方はキャップの刺繍で扱っています。

よくある質問

刺繍は最大何cmまでできますか?

品番・位置・デザインで変わるため、ご相談時に確認します。入れたい位置と、当てて決めた大きさを伝えてください。

小さい文字はどこまで縫えますか?

同じく品番・位置・デザインで変わります。原寸で印刷して読めるかを見たうえで、縫い見本で確かめます。

ワンポイントの位置はどこが一般的ですか?

左胸のほか、胸の中央や袖が候補になります。裾や首の後ろなどのサブ位置は要相談です。位置ごとの特徴は刺繍加工の基礎で紹介しています。

ロゴのデータと、サイズの内訳を送ってください

次の3つが分かれば、大きさを1種類にできるか、分けたほうがよいかを確認してお返しします。

  • ロゴのデータ(ai・pdf。なければ画像でも可)
  • 品番の候補と、サイズ別の枚数(キッズ・大きいサイズの有無)
  • 原寸で当てた紙の写真か、決めた横幅・縦の長さ

大きさが未定でも、候補を2つ挙げていただければ進められます。返信は原則3営業日以内です。

まとめ

  • 刺繍の大きさは、原寸で印刷して服に当て、着た状態で決める
  • 指定は横幅か縦の長さのどちらか1つにする
  • まず全サイズ同じ大きさで成り立つかを、最小と最大のサイズで確かめる
  • 大きさを変えると刺繍データを作り直す場合があり、種類も日程も増える
  • 上限や文字の細さは品番・位置・デザインで変わるため、相談時に確認する

刺繍の進め方の全体は刺繍×シルクスクリーンのページにあります。ロゴと品番の候補がそろったら無料相談から送ってください。

このボディ・この加工で作れるか、聞いてください

品番やデザインのラフがあれば添えてください。ボディと加工の組み合わせで作れるかどうかと、決めるべきことをお返しします。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

LINEで送る例:「『刺繍の大きさの決め方』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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