ニット帽のオリジナル刺繍、位置と大きさの決め方
ニット帽のロゴ刺繍は、正面の中央に1つ入れる形から考えると決めやすくなります。大きさは、ロゴを原寸で印刷して実物に当て、かぶった姿を見て決めます。
掲載品番は、ビーニーのLBN-360(アクリル100%・9色)です。ニット帽への刺繍は、品番と位置・大きさを伺って可否をお答えします。
色は9色から選び、サイズの配分は要りません。Tシャツやパーカーと一緒に作るなら、色の系統を先にそろえます。
LBN-360はどんなニット帽?
供給元の説明から、特徴を拾いました。数値はカタログ値です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 素材 | アクリル100% |
| 色 | 9色 |
| 生地 | ふんわり柔らかく、温かい |
| かぶり心地 | 締め付け感がない |
| 形 | 浅くも深くもかぶれる |
9色は、ブラック・グレー・オフホワイト・マスタード・バーガンディ・インディゴ・モカ・グリーン・パープルです。
キッズサイズの設定はありません。サイズの表記は1種類です。
刺繍はどこに入れる?
位置ごとの向き不向きを並べました。
| 位置 | 向く内容 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 正面の中央 | メインのロゴ | かぶる深さで高さの見え方が変わる |
| 正面の左右どちらか | 小さなマーク | 横から見たときの位置 |
| 後ろ | ブランド名・年号 | 正面のロゴと重ならない |
LBN-360は浅くも深くもかぶれる形です。かぶる深さで、眉から刺繍までの距離が変わります。
位置は、いちばん多いかぶり方に合わせて決めます。着用写真を撮るなら、その写真のかぶり方を基準にします。
大きさはどう決める?
ニット帽は編み地なので、伸び縮みします。平らな紙の上の大きさと、かぶったときの見え方が変わります。
- ロゴを候補の大きさで2〜3通り、原寸で印刷する
- 手持ちのニット帽にかぶせた状態で当てる
- 正面と斜めから見て、横幅か高さのどちらかで大きさを決める
原寸の枠は刺繍の大きさ 原寸テンプレートから印刷できます。決め方の考え方は刺繍の大きさの決め方にあります。
伸びる生地は、刺繍で引っ張られて形が変わることがあります。サンプルで、かぶったときの刺繍の形を確かめてください。
糸の色はどう選ぶ?
糸の色は、ボディの色との差で見え方が決まります。
- ロゴを目立たせたい:ボディと明るさの差が大きい糸
- 落ち着いた印象にしたい:ボディに近い色の糸
- 9色のうち複数色で作る:全部の色で読める糸を1色選ぶ
糸を1色にそろえると、色ごとにデータを作り分けずに済みます。同色系の刺繍の考え方は刺繍の糸色の選び方で詳しく扱っています。
Tシャツ・パーカーと色をそろえるには?
冬のグッズやスタッフ用なら、パーカーやスウェットと一緒に作れます。
| 色の系統 | LBN-360 | パーカー SP2250 |
|---|---|---|
| 黒 | ブラック | ブラック |
| 灰 | グレー | ヘザーグレー・アッシュ |
| 白 | オフホワイト | ホワイト |
| 緑 | グリーン | アイビーグリーン |
名前が似ていても、品番が違えば色味は違います。色見本を並べて確かめてください。
売るか、スタッフが着るかで何が変わる?
同じニット帽でも、使い方で決めることが変わります。
| 使い方 | 先に決めること | 理由 |
|---|---|---|
| グッズとして売る | 色ごとの数量 | 色で売れ方が分かれる |
| スタッフが冬の屋外で着る | アウターとの色の組み合わせ | 遠くから見分けやすくする |
| イベントで配る | 配る日と人数 | 余りを出しにくくする |
スタッフ用なら、上に着るアウターと合わせて考えます。選び方は冬のイベントスタッフのアウターにあります。
例:冬のグッズで150個作るなら
例として、仮に冬のグッズでニット帽を150個作るとします。
- 色を決める:ブラック90個・グレー60個の2色に分ける
- 刺繍を決める:正面の中央にロゴ1つ、糸は白1色
- 日程を決める:売り出す日から逆算して仕様を決める日を置く
TSUKUWEARでは、仕様が決まってから納品まで、およそ6〜8週間が目安です。数量・工程数・時期で前後します。冬の始めに売るなら、秋の早いうちに仕様を決めます。
逆算は納品日からの逆算スケジュールが使えます。キャップと比べたいときはキャップの種類と選び方を見てください。
次にやること
- かぶり方を決め、ロゴを原寸で印刷して手持ちのニット帽に当てる
- LBN-360の品番ページで9色を見て、使う色と数を決める
- キャップの刺繍のページを読み、位置と大きさのメモを添えて相談する