バケットハットのオリジナル刺繍、位置と2サイズの配分
バケットハットのロゴ刺繍は、正面のクラウンに1つ入れる形から考えます。クラウンは、頭が入る筒の部分です。
掲載品番は、綿100%ツイルのバケットハット1500です。10色で、サイズはS/M(約58cm)とL/XL(約60cm)の2つです。
キャップと違い、サイズを2つに分けて数を決める必要があります。刺繍は、品番と位置・大きさを伺って可否をお答えします。
1500はどんなバケットハット?
カタログに載っている内容を並べました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 素材 | 綿100%(ツイル) |
| 色 | 10色 |
| サイズ | S/M 約58cm・L/XL 約60cm |
| キッズ | 設定なし |
ツイルは、斜めの織り目が出る丈夫な織り方の生地です。作業着やチノパンにも使われる織り方です。
10色は、ブラック・ネイビー・カーキ・ホワイト・パティ・オリーブ・グレー・チャコールと、迷彩柄の2色(デザートカモ・ウッドランドカモ)です。10色すべてに、2つのサイズの設定があります。
刺繍はどこに入れる?
バケットハットは、つばが全周にある帽子です。位置ごとに向く内容が違います。
| 位置 | 向く内容 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 正面のクラウン | メインのロゴ | 上下の縫い線にかけない |
| 側面のクラウン | 小さなマーク | 正面から見えにくい |
| 後ろのクラウン | ブランド名 | 中央の縫い目を避ける |
| つば | 小さな文字 | 可否を先に確かめる |
1500の絵型(形の図)では、正面のクラウンに縦の縫い目がありません。後ろは中央に縦の縫い目があり、つばには何本もの縫い線(ステッチ)が入っています。
刺繍が縫い目や縫い線にかかると、糸の並びが乱れやすくなります。だから、メインのロゴは縫い目のない正面に置くのが決めやすい形です。
キャップの刺繍との違いは、キャップ刺繍の位置と刺繍できる型と比べると分かりやすくなります。
大きさはどう決める?
クラウンは高さが限られ、上に向かって細くなります。紙の上で決めた大きさのまま入るとは限りません。
- ロゴを候補の大きさで2〜3通り、原寸で印刷する
- 手持ちのバケットハットに当て、正面と斜めから見る
- 上下の縫い線とつばの付け根にかからない大きさを選ぶ
原寸の枠は刺繍の大きさ 原寸テンプレートから印刷できます。大きさの考え方は刺繍の大きさの決め方にあります。
ロゴに使用規定がある場合は、変えてよい範囲と承認者を先に確かめてください。
迷彩柄の色に刺繍するときは?
デザートカモとウッドランドカモは、色が混ざった柄の生地です。1色のボディと比べて、糸の色が柄に埋もれやすくなります。
- 読ませたいロゴ:柄のどの色とも明るさが違う糸を選ぶ
- 柄になじませたい:柄の中の1色に近い糸を選ぶ
- 無地の色と迷彩を両方作る:両方で読める糸を1色選ぶ
糸の色の選び方は刺繍の糸色の選び方で詳しく扱っています。
2サイズの配分はどう決める?
サイズは、帽子の内側の周りの長さで分かれています。かぶる人の頭まわりを測り、近いほうを選んでもらいます。
| 使い方 | 配分の決め方 |
|---|---|
| スタッフ・チームで配る | 1人ずつ頭まわりを聞いて数える |
| グッズとして売る | 予約の数か、過去の帽子の売れ方で割る |
| イベントで配る | 当日に選べるよう両方を用意する |
配分は柄×色×サイズの数量集計表で数えられます。色を増やすと、色×2サイズで数を決める箱が増えます。
例:アウトドアブランドで120個なら
例として、仮にアウトドアブランドのグッズで、バケットハットを120個作るとします。
- 色を決める:オリーブとウッドランドカモの2色、各60個
- サイズを分ける:各色をS/M 30個・L/XL 30個にする
- 刺繍を決める:正面にロゴ1つ、糸は両方の色で読めるオフホワイト系
TSUKUWEARでは、仕様が決まってから納品まで、およそ6〜8週間が目安です。数量・工程数・時期で前後します。春夏に売るなら、冬のうちに仕様を決めます。
ほかの帽子と比べたいときは、キャップの種類と選び方を見てください。
次にやること
- ロゴを原寸で印刷し、正面のクラウンに当てて大きさを決める
- 1500の品番ページで10色を見て、色とサイズの数を決める
- キャップの刺繍のページを読み、位置・大きさ・糸の色を添えて相談する