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素材・加工公開 約5分で読めます

刺繍の料金はどう決まる?ロゴ刺繍の見積もり条件と依頼前チェック表

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

刺繍の料金は「刺繍データの作成費」「1点ごとの刺繍加工費」「ボディ代」の組み合わせで決まります。加工費を動かすのは、刺繍の大きさと針数、糸色の数、位置、アイテム、数量です。

このページでは金額や相場の数字は掲載しません。条件がそろわない数字を並べても、手元の見積もりが高いか安いかは判断できないからです。

代わりに、見積もりの前提をそろえるチェック表と、依頼文の記入例を載せます。刺繍が向くデザインかどうかの判断は刺繍加工の基礎で扱っています。

刺繍の料金表・相場の数字が比べにくい理由

刺繍店やOEM会社の料金表を見比べても、前提が違えば数字は比べられません。次の条件が1つ違うだけで、同じ「胸ロゴ刺繍」でも中身が変わります。

  • 刺繍の大きさ(縦横の実寸)と、図柄の密度
  • 糸色の数と、糸の種類
  • 入れる位置とアイテム(Tシャツ・ポロシャツ・キャップなど)
  • 刺繍データの作成費が別か、加工費に含まれているか
  • ボディ代・送料・包装が含まれているか

相場の金額そのものが欲しい場合、この記事は答えになりません。そのかわり、受け取った見積もりの条件がそろっているかは確かめられるようになります。

刺繍の見積もりを構成する費用

見積もりの総額は、次の式で整理すると抜けがなくなります。

見積総額 = ボディ費の合計 + 加工仕様別の費用 + 初期設定・試作などの費用 + 包装・配送などの費用

項目の有無や、どれがどれに含まれるかは見積もりごとに違います。同じ費用を二重に数えないよう、明細で確認します。

費用 何で変わるか 数量で割れるか
ボディ費 品番・色・サイズ・枚数 割れない(1枚ごと)
刺繍の加工費 大きさ・針数・糸色・位置 条件は数量で変わる
刺繍データ作成(型代) 図柄の複雑さ・大きさ 割れる(初期費用)
試作・サンプル 品番・加工の数 案件ごとに確認
包装・配送 個包装の有無・納品先の数 案件ごとに確認

数量で割れるのは、データ作成のような初期費用です。加工費はシルクスクリーンと同じ単価で掛け算できないため、仕様ごとに分けて見ます。

刺繍の料金が変わる6つの条件

依頼前に、次の表の空欄を埋めておくと見積もりの往復が減ります。

条件 確認すること 決まっていない場合
大きさ 縦横の実寸(cm) 実寸で印刷して当てる
原稿 ai・pdfなどのデータか、画像か 手元の画像をそのまま送る
糸色 色数と、指定の色 ロゴの色見本を添える
位置 胸・袖・背中・キャップ正面など 候補を2つまで挙げる
アイテム 品番・素材 用途と着る場面を伝える
データ作成 新規か、既存の刺繍データがあるか 新規として扱う

大きさと針数

刺繍は、針が生地を通る回数(針数)が増えるほど手間が増えます。針数は原稿をもとに加工先が算出するもので、依頼側が計算する必要はありません。

同じ大きさでも、文字の輪郭だけか、面を糸で埋めるかで針数は変わります。

ワンポイント・文字・名前の刺繍

刺繍のワンポイントや文字だけの刺繍は、図柄が小さく糸色も少ないことが多い仕様です。ただし小さな文字は、糸で表せる細さに限界があります。

1枚ずつ名前が違う名入れ刺繍は、仕様が1種類ではなくなります。対応の可否と進め方は、人数と文字数を伺って相談時に確認します。

アイテムと位置

Tシャツの胸、ポロシャツの袖、キャップの正面では、加工の段取りが違います。位置ごとの考え方はポロシャツの刺繍位置とキャップの刺繍にまとめています。

刺繍の型代(刺繍データ作成料)とは

刺繍の型代とは、ロゴを刺繍機が読めるデータ(パンチングデータ)にする費用です。図柄ごとに作るため、数量が増えるほど1枚あたりの負担は薄まります。

  • 図柄が同じなら、色違いのボディでも同じデータを使えることがある
  • 大きさを変えると、データを作り直す場合がある
  • 追加生産の際のデータの扱いは、お見積もり時にご案内します

データの作り方と承認の進め方は刺繍データ(パンチング)の記事で解説しています。

刺繍ワッペンとの違い

刺繍ワッペンは、別の布に刺繍した部品を、縫い付けやアイロンで取り付ける方法です。ボディに直接縫う刺繍とは、作り方も費用の項目も別になります。

方法 費用の項目 確認すること
直接刺繍 データ作成+刺繍加工 生地への引きつれ
刺繍ワッペン ワッペン製作+取り付け 取り付け方法と洗濯

TSUKUWEARではボディへの直接刺繍を扱っています。ワッペンの製作と取り付けは要相談です。

そのまま使える依頼文の記入例

見積もりの依頼には、次の項目を書いて送ります。複数社に頼むときも、同じ文面を使うと比べやすくなります。

項目 記入例
アイテム・品番 ポロシャツ ATP-261
色・数量 ネイビー 120枚、ホワイト 80枚(サイズ内訳は別表)
刺繍の位置 左胸
大きさ 横幅を実寸で指定
糸色 2色(ロゴ見本の色に合わせる)
原稿 ai データあり
用途・使用開始日 店舗スタッフ用・○月○日から

受け取った見積もりは、見積もり依頼で伝えることの比較シートで並べます。判定できるのは「条件がそろっているか」「抜けている費用項目はないか」までです。

よくある質問

刺繍の料金表はありますか?

金額の料金表は掲載していません。上の6条件をもとに、案件ごとにお見積もりします。

ユニフォームやキャップの刺繍は値段が違いますか?

アイテムと位置で加工の段取りが変わるため、見積もりの条件も変わります。品番と位置を決めてからお見積もりします。

まとめ

  • 刺繍の料金は、データ作成費・刺繍加工費・ボディ代の組み合わせで決まる
  • 加工費は、大きさと針数・糸色・位置・アイテム・数量で変わる
  • 型代(データ作成)は数量で割れる初期費用。追加時の扱いは見積もり時に案内
  • 見積もりは、6条件をそろえた同じ依頼文で取ると比べられる

刺繍とプリントを組み合わせる場合も含めて、刺繍×シルクスクリーンのページで進め方をまとめています。条件の空欄が埋まらなくても、無料相談で一緒に整理できます。

このボディ・この加工で作れるか、聞いてください

品番やデザインのラフがあれば添えてください。ボディと加工の組み合わせで作れるかどうかと、決めるべきことをお返しします。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

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用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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