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TSUKUWEAR
素材・加工公開 約4分で読めます

トライブレンドTシャツとは?風合いとプリントの色の出方

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

トライブレンドTシャツは、綿・ポリエステル・レーヨンの3つを混ぜた生地のTシャツです。柔らかく、体に沿って落ちる風合いと、霜降りのような杢(もく)の色が特徴です。

プリントでは、杢の地に刷り色がなじみ、少し落ち着いた色に見えることがあります。掲載品番のTCR-112は混率が色で違い、熱で変色する注意もあります。刷り色は加工サンプルで確かめます。

ブランドや物販で、トライブレンドのTシャツを作るか迷っている担当者に向けて書きます。

トライブレンドとは?

3つの繊維を混ぜて、それぞれの良さを合わせた生地です。

  • 綿:肌ざわりのやわらかさ
  • ポリエステル:軽さと乾きやすさ
  • レーヨン:とろみのある、体に沿う落ち感

繊維ごとに染まり方が違うため、1色で染めても色むらのある杢の見た目になります。これが、トライブレンドらしい色の正体です。

TCR-112の混率は色でどう違う?

TCR-112は、TRUSSのトライブレンドTシャツです。供給元の商品ページでは、混率が3通りに分かれています(2026年10月27日に確認)。

色 綿・ポリエステル・レーヨン
ヘザーブラック 13%・63%・24%
オートミール 62%・2%・36%
その他の13色 38%・38%・24%

決め方は次のとおりです。

  • 綿の多い肌ざわりがほしい:オートミール
  • 複数の色で素材の表示をそろえたい:「その他」の13色から選ぶ
  • 黒系が要る:ヘザーブラックはポリエステルが多いと知ったうえで選ぶ

混率が違うと、品質の表示も色ごとに変わります。販売するなら、用途を伝えて表示の内容を確かめてください。

厚さとサイズ感は?

TCR-112は150g/㎡で、約4.4oz(1平方ヤードあたりのオンス)です。同じTRUSSの綿のGAT-500と、Mサイズで比べました。

項目 TCR-112 GAT-500
目付 150g/㎡ 190g/㎡
Mの身丈 68cm 68cm
Mの身幅 48cm 50cm

身丈は同じで、身幅はTCR-112が2cm細くなります。ゆったり着たい人が多い企画なら、1つ上のサイズを多めに配分します。

サイズはXS〜XLの5つで、キッズの設定はありません。いちばん大きいXLでも身幅は52cmです。XXL以上を着る人がいる企画なら、そのサイズだけ別の品番にするかを先に決めます。供給元は、着用や洗濯の摩擦で毛玉ができる場合があるとしています。毛玉を発注前にどう確かめるかは、服の毛玉と素材にまとめています。

プリントの色はどう出る?

トライブレンドにプリントすると、次の点で無地の綿Tシャツと違いが出ます。

  • 杢の地が透けて、刷り色が少し沈んで見えることがある
  • 濃い色(ヘザーブラック・スミクロなど)は、白の下地を刷るかで見え方が変わる
  • 供給元に「高温の熱をかけると変色する場合がある」と記載がある
  • 生産ロットで、色合いに多少の差が出ることがある

3つ目は、プリントを乾かすときの熱に関わります。インクと乾かす条件を、加工先と確かめてから進めます。4つ目は、追加で作ったときに初回と色がずれるおそれです。

濃い色のボディに明るい色を刷るときの下地の考え方は、ボディカラーとプリント色の選び方にあります。

杢の地への刷り色の考え方は、杢グレーTシャツへのプリント・刺繍で詳しく扱っています。

加工サンプルで何を確かめる?

量産の前に、実物に刷ったサンプルで次の3点を見ます。

確かめること 見るところ
刷り色の見え方 使う色のボディに並べて刷る
熱による変色 柄の周りの生地の色
洗ったあと 刷り色・毛玉・縮み

混率の違う色を使うなら、それぞれの色で確かめます。サンプルの進め方は加工サンプルと量産承認にあります。

例:ブランドの春物を3色で作るなら

例として、仮にブランドの春物で、ヘザーネイビー・オートミール・ヘザーブラックを各70枚、計210枚作るとします。

この3色は、混率がすべて違います。そのため、次のようになります。

  • 品質の表示:3通りになる
  • 加工サンプル:3色それぞれに刷って比べる
  • 表示をそろえたいとき:オートミールとヘザーブラックを「その他」の13色に置き換える

TSUKUWEARでは、仕様が決まってから納品まで、およそ6〜8週間が目安です。数量・工程数・時期で前後します。

次にやること

  1. TCR-112の品番ページで15色を見て、使う色の混率を確かめる
  2. 刷り色の候補を2〜3つ決め、ボディ色との組み合わせを書き出す
  3. ブランド立ち上げのページを読み、色と枚数を添えて相談する

綿100%や混紡のほかの品番と比べるなら、綿・ポリ・混紡の違いが入口です。

このボディ・この加工で作れるか、聞いてください

品番やデザインのラフがあれば添えてください。ボディと加工の組み合わせで作れるかどうかと、決めるべきことをお返しします。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

LINEで送る例:「『トライブレンドTシャツとは?風合いとプリントの色の出方』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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