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TSUKUWEAR
実務ノウハウ公開 約4分で読めます

Tシャツのデザイン公募|大会・自治体・学校の募集要項に書く入稿条件

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

Tシャツのデザインを公募するなら、募集要項に「加工できる条件」を先に書いておくことが大切です。条件がないまま選ぶと、最優秀作品が刷れない色数だった、ということが起こります。

要項に入れるのは、色数の上限・ボディの色・プリントの位置と大きさ・データの形式・権利の扱い・選考の日程の6つです。

マラソン大会や地域の大会、自治体のイベント、学校行事、ファンコミュニティの企画で、デザインを募って製作したい事務局の方に向けた記事です。

募集要項のテンプレート

下の表をそのまま要項の骨組みに使えます。「書き方の例」は自分の企画に置き換えてください。

項目 書き方の例 入れる理由
色数の上限 「使う色は3色まで(ボディの色は数えない)」 シルクスクリーンは色ごとに版を作るため
ボディの色 「白のTシャツに印刷します」 ボディ色で見え方とインクが変わるため
位置と大きさ 「背中にプリント。横幅は最大で約◯cm」 加工できる範囲に収めるため
データの形式 「手描き可。入賞後にデータ化します」「ai・pdfでの応募も可」 応募しやすさと製作の両立
権利の扱い 「著作権の帰属と利用範囲は◯◯のとおり」 製作・告知・翌年以降の利用に関わるため
改変の扱い 「製作の都合で色や線を調整することがあります」 加工に合わせた調整の範囲を伝えるため
選考日程 「◯月◯日締切・◯月◯日発表」 製作期間を確保するため

横幅の数字は、選ぶボディとサイズで変わります。要項に書く前に、使うボディを決めてご相談ください。

色数とデータの条件を書く理由

シルクスクリーンは、色ごとに版を分けて刷るのが一般的です。ただし、版数は加工位置・ボディ色・インクなどでも変わるため、作品の色数だけでは確定しません。

  • 色数の上限を書くと、版の数と費用の見通しが立つ
  • グラデーションや写真のような表現は、色の数え方が変わるため、事前に相談する
  • 細い線や小さな文字は、つぶれないかを原寸で確かめる

版の数え方はシルクスクリーンの版代で詳しく説明しています。データの形式は、入賞後に依頼先と確かめれば足ります。

権利の扱いは要項で決めて専門家に確認

応募作品の著作権を誰が持つか、どこまで使えるかは、要項で決めておく項目です。決め方によって、応募者と主催者の関係が変わります。

  • 著作権の帰属(主催者に譲渡するか、応募者に残して利用を許諾してもらうか)
  • 利用の範囲(Tシャツのほか、ポスター・ウェブ・翌年以降の告知に使うか)
  • 調整・改変の範囲と、応募者に確認するかどうか
  • 既存のキャラクターや他者のロゴを含む作品は応募できないこと
  • 入賞者の名前を公表するか、Tシャツに入れるか

内容と書き方は、主催者側で弁護士などの専門家に確認してください。他社のロゴやキャラクターを含む作品は、許諾が確認できないと製作をお受けできません。

応募作品を版にできるかの確認表

一次選考を通った作品を、製作の目で確かめる表です。最終選考の前に依頼先へ見せると、手戻りが減ります。

確認項目 見る点 当てはまったとき
色数 要項の上限を超えていないか 色をまとめる案を応募者に確認する
細部 細い線・小さな文字がつぶれないか 原寸で印刷して確かめる
ボディ色との相性 決めたボディ色で見えにくい色がないか インク色かボディ色を見直す
権利 既存のキャラクターやロゴに似ていないか 主催者側で確認する
データ 手描きの場合、データ化してよいか 応募者の了解を取る

手描きの作品や画像しかない場合も、まずお送りください。入稿データの確認と版下の作成は対応します。

色や線の調整は要相談です。募集時の取り決めと、変更を承認する人を先に確認します。ロゴに使用規定がある場合は、変えてよい範囲と承認者も確認します。

選考日程を製作日程に合わせる

TSUKUWEARの制作期間は、仕様確定後およそ6〜8週間が目安です。数量・工程数・時期で前後します。

時期 やること 担当
大会日 −(8週間+仕分け)より前 仕様確定(作品・色・数量) 事務局
仕様確定より前(記入例:その3週間前) 入賞作品の発表とデータ化。修正・承認に必要な期間を確認して設定 事務局と依頼先
さらに前 応募の締切・選考 事務局・選考委員

参加賞Tのサイズを申込で集める段取りは大会の参加賞Tシャツにまとめています。日付は逆算スケジュール表で出せます。

相談するときに送るもの

要項の案を送っていただければ、加工できる条件になっているかを確認してお返しします。

項目 記入例
要項の案 下書きのPDF・テキスト
大会日と数量 秋の大会・参加者約1,200名
ボディの希望 白・ドライ素材(未定でも可)

TSUKUWEARは100枚以上のご相談が中心です。最小ロットはボディと加工の組み合わせで異なるため、100枚未満もまずご相談ください。

要項の下書き・使用日・数量を、無料相談からお送りください。

まとめ

  • 色数・ボディの色・位置と大きさ・データ形式・権利・日程の6点を要項に書く
  • 色数の上限を決め、実際の版数はボディ色や加工位置を含めて確認する
  • 権利の帰属と利用範囲は要項で決め、専門家に確認する
  • 最終選考の前に、作品を版にできるかを依頼先と確かめる

大会や行事の揃いのTシャツはユニフォーム・イベントTのページでもまとめています。要項が下書きの段階でも、条件の確認から始められます。

手元の表や資料のまま、送ってください

配分表・入稿データ・スケジュールが途中でも構いません。足りない項目は、ご返信で一緒に埋めます。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

LINEで送る例:「『Tシャツのデザイン公募』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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