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TSUKUWEAR
実務ノウハウ公開 約4分で読めます

Tシャツのデザインを外部に頼むときの依頼書|加工に合うデータを受け取る条件

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

デザイナーにTシャツのデザインを頼むときは、加工方法・色数の上限・実寸・ボディ色・納品形式の5つを依頼書に書いておきます。これが抜けると、見た目は良くても加工に使えないデータが届き、作り直しになることがあります。

デザイナーが紙や画面向けの仕事を中心にしている場合、Tシャツの加工の制約を知らないこともあります。依頼する側が条件を先に渡すのが近道です。

ここでは、そのまま写せる依頼書のテンプレートと、データを受け取ったときの確認表を示します。

依頼書に書く5つの条件

まず、デザインの自由度を決める条件を伝えます。加工方法が決まっていない場合は、候補を書きます。

条件 書くこと 抜けると起きること
加工方法 シルクスクリーン・刺繍・両方 グラデーションなど再現しにくい表現が入る
色数の上限 例:インク3色まで 版が増え、費用と日程に響く
実寸 例:胸・幅25cm 拡大縮小で細部がつぶれる
ボディ色 白・黒など全色 濃色で沈む・見えない色が出る
納品形式 ai・pdf、アウトライン化 開けない・文字化けする

色数は「インクの色の数」で数えます。 濃色のボディでは、色の下に白の下地を刷ることがあり、その分も版の数に関わります。

コピーして使える依頼書テンプレート

デザイナーに送るメールや発注書に貼って使います。

【用途】グッズ販売/社員配布/イベント/その他
【アイテム】Tシャツ(品番が決まっていれば記入)
【ボディ色】例:白・黒・ネイビー(全色で見えるデザインに)
【加工方法】シルクスクリーン/刺繍/一部を刺繍
【色数の上限】インク 色まで/刺繍の糸 色まで
【位置と実寸】例:背中・幅28cm、左胸・幅8cm
【細部の条件】線の太さ・文字の大きさは加工先の条件に合わせる
【納品形式】ai(文字はアウトライン化)+確認用pdf
【納品物】色ごとのレイヤー分け/使用フォント名の一覧
【権利】使用範囲(販売・配布・追加生産)を契約で確認
【締切】データ納品日: 月 日
  • 細部の条件は、加工先に確認したうえでデザイナーに伝える
  • 追加生産やほかのグッズへの展開も、使用範囲に含めるかを決める
  • ロゴに使用規定がある場合は、規定書も一緒に渡す

ロゴ規定の確認の仕方は、会社ロゴをTシャツに入れる前の確認で扱っています。

受け取ったデータの確認表

データが届いたら、加工先に渡す前に次の点を確かめます。

確認 見るところ
□ ファイル形式 ai・pdfなどのベクターデータか
□ 文字 アウトライン化されているか
□ 色数 上限を超えていないか
□ 実寸 指定の大きさで作られているか
□ 細部 細すぎる線・小さすぎる文字がないか
□ 色の指定 色番号などの指定があるか
□ 画像の埋め込み 写真などが入る場合は解像度が足りるか
□ ボディ色ごとの版 色ごとに配色を変える場合、全色分あるか

データの作り方そのものは入稿データの作り方にあります。刺繍を入れる場合、刺繍データは原稿から別に起こすため、その考え方は刺繍データ(パンチング)とはを参照してください。

デザインの権利を確認する

外部に頼んだデザインは、使える範囲を契約で決めておきます。

確認すること 理由
販売に使ってよいか 配布だけの契約もある
追加生産・他のグッズへの展開 使用範囲の外になる場合がある
データの原本を受け取れるか 依頼先を変えるときに必要
クレジット表記の要否 タグや販売ページに書くか

権利の扱いは契約によって変わります。判断が難しい場合は、契約書を確認するか専門家に相談してください。

仕様シートと一緒に渡す

デザイナーへの依頼書と、制作の依頼先に渡す仕様は、同じ内容をそろえておきます。品番・色・サイズ・加工の位置をまとめるなら、発注仕様シートを埋めて、デザイナーと共有すると条件がずれません。

  • ボディ色を変えたら、デザイナーにも配色の確認を頼む
  • 位置や実寸を変えたら、データの作り直しが要るかを確かめる
  • 最終のデータと仕様シートの日付をそろえて保存する

まとめ

  • 依頼書には加工方法・色数の上限・実寸・ボディ色・納品形式の5つを書く
  • 色数はインクの色の数で数え、濃色の下地も版に関わる
  • 受け取ったデータは、アウトライン化・実寸・細部を確認してから渡す
  • 販売や追加生産に使える範囲を、デザインの契約で決めておく

デザイナーから受け取ったデータを、そのまま相談フォームから送ってください(aiデータは返信メールへの添付で受け取ります)。加工に使えるかを確認して返します。デザインを依頼する前の段階でも相談できます。返信は原則3営業日以内です。

手元の表や資料のまま、送ってください

配分表・入稿データ・スケジュールが途中でも構いません。足りない項目は、ご返信で一緒に埋めます。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

LINEで送る例:「『Tシャツのデザインを外部に頼むときの依頼書』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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