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実務ノウハウ公開 約4分で読めます

Canvaで作ったデザインをTシャツに刷るとき|書き出し・色数・素材の確認

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

Canvaで作ったデザインも、刷る実寸で作り、使っている色の数を把握し、素材とフォントの利用条件を確かめておけば、入稿の相談に使えます。TSUKUWEARの入稿は .ai・.pdf・画像のいずれでも受け付けており、画像の場合は解像度と実寸によって版にできるかを確認します。

Canvaのデータで行き違いが起きやすいのは、色の数と細部です。画面で自由に使えたグラデーションや影が、シルクスクリーンでは版の数や表現の制約につながります。

入稿データの基本(ai・pdf・アウトライン化)はTシャツ入稿データの作り方で扱っています。ここでは、Canvaで作ったデータに絞ります。

書き出し前のチェック表

書き出す前に、Canvaの編集画面で次の4つを確かめます。

確認すること 見るところ 結果
サイズ デザインの大きさを、刷る実寸(mmやcm)で作ったか ○ / ×
背景 背景に色や白の四角が残っていないか ○ / ×
色数 使っている色を数えたか(下の表) ○ / ×
解像度 画像素材を拡大して使っていないか ○ / ×

背景の白い四角は、白いインクとして刷る対象に見えることがあります。白を刷りたいのか、ボディの色を見せたいのかを、書き出しの前に決めておきます。

書き出しの形式や、背景を透明にする設定が使えるかは、Canvaのプランや画面の表示によって変わることがあります。Canva側の表示で確かめてください。

解像度の考え方

画像で書き出すときは、刷る実寸に対して画素数が足りているかを見ます。

  • 実寸での解像度(dpi)= 横の画素数 ÷ 実寸の横幅(インチ)
  • 1インチは25.4mm
  • 小さく作ったデザインを後から拡大しても、粗さは戻らない

必要な解像度は柄と加工方法で変わるため、計算した値を添えてご相談ください。

色を版に分ける確認表

シルクスクリーンは、基本的に色ごとに版を作って1色ずつ刷ります。Canvaで使った色を一覧にすると、版の数の見当がつきます。

使っている色 刷るかどうか 色の指定
黒(文字) 刷る 色番号か、データの色をそのまま
赤(ロゴ) 刷る 同上
白(背景の四角) 刷らない(ボディの色を見せる) ―
グラデーション 要確認 網点などの表現になる

色数と版数は、いつも一致するわけではありません。濃い色のボディに刷るときの白下地や、柄と実寸によって、版の数が変わります。版の数え方はシルクスクリーンの版代とはにまとめています。

Canvaでよく使う表現と、刷るときの扱い

表現 刷るときの扱い
グラデーション 網点などの表現になるため要確認
影・ぼかし 同上。色を分けた形に置き換えることがある
透明度を下げた色 別の色として扱うか、網点になる
写真の素材 階調の再現は要確認
細い線・小さな文字 刷る大きさで、つぶれないかを確認

色数を減らしたい場合は、似た色を1つにまとめる案から考えます。色数の多いデザインの考え方はシルクスクリーンの多色刷りが参考になります。

刺繍にしたい場合

刺繍は、画像をそのまま縫うのではなく、刺繍専用のデータ(パンチングデータ)を起こします。Canvaで作ったデザインでも、元になる画像があれば相談できます。

  • 細い線や小さな文字は、再現できるかを先に確認する
  • 糸の色数は、デザインの色をそのまま使えるとは限らない
  • グラデーションは、糸で表せる形に描き起こす必要がある

素材・フォントの利用条件の確認欄

Canvaの素材やフォントを、販売・配布するTシャツに使ってよいかは、Canvaの利用規約と各素材のライセンスで決まります。ここで可否は判断できないため、使う素材ごとに確認して記録しておきます。

使った素材・フォント 確認したこと 確認日・確認した人
例:イラスト素材 商品にして販売・配布してよいか
例:フォント 商品のロゴとして使ってよいか
例:テンプレート ほぼそのまま使って商品にしてよいか

ロゴとして長く使うデザインに素材を組み込む場合は、特に条件を確かめておきます。判断に迷うときは、Canvaの規約の該当箇所と、必要に応じて専門家に確認してください。

外部のデザイナーに作り直しを頼む場合は、デザインを外部に頼むときの依頼書の条件が使えます。

送り方

Canvaの書き出しファイルをそのまま送っていただければ、版にできるかを確認してお返しします。

  • 書き出したファイル(PDFか、できるだけ大きい画像)
  • 刷りたい実寸と位置
  • 使った色の一覧(上の表)
  • ボディの色

データの修正やトレースが必要な場合は、その工程の可否と費用をお見積もり時にご案内します。仕様をまとめるなら発注仕様シートの形式も使えます。返信は原則3営業日以内です。

まとめ

  • デザインは刷る実寸で作り、背景の四角を残さない
  • 使っている色を一覧にして、刷る色と刷らない色を分ける
  • グラデーション・影・透明度は、刷るときの扱いを確認する
  • 素材・フォントの利用条件は、Canvaの規約で確認して記録する

データの元がCanvaでも、書き出しファイルを無料相談からそのままお送りください。

手元の表や資料のまま、送ってください

配分表・入稿データ・スケジュールが途中でも構いません。足りない項目は、ご返信で一緒に埋めます。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

LINEで送る例:「『Canvaで作ったデザインをTシャツに刷るとき』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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