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TSUKUWEAR
実務ノウハウ公開 約3分で読めます

Tシャツの汗染み|目立ちにくさを見本で確かめる

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

Tシャツの汗染みは、濡れた所と乾いた所の色の差で目立ち方が決まります。速く乾くかどうかとは、別の性能です。

候補の色が決まったら、見本の裏に水を1滴落として並べます。その差を見てから色を決めます。

夏の店舗やイベントのスタッフTシャツを選ぶ担当者に向けて、汗染みの見方と、決め方の手順をまとめます。

汗染みは「色の差」で測る

繊維の試験機関には、汗じみの見えにくさを測る試験があります。案内されている流れは次のとおりです。

  1. 試験の布を、決まった湿り気にそろえる
  2. ガラス板に水を1滴のせ、布の裏が水に触れるように置く
  3. 水がしみ込んだあと、濡れた所の色の変わり方を見る

見方は2通りです。

見方 何で見るか 読み方
目で見る 色の変わり方の見本(級) 級が大きいほど目立たない
機械で測る 濡れた所と乾いた所の色差 数値が小さいほど目立たない

ふつうの生地も一緒に測ると比べやすい、とも案内されています。「汗じみが目立たない」と書かれた生地なら、何と比べたのかを聞きます。

速乾・吸汗とは別に確かめる

「吸汗」「速乾」は、汗を吸って早く乾かす性能です。汗染みの見えにくさは、濡れている間の色の差です。

  • 速乾:濡れている時間が短くなる
  • 汗染みの見えにくさ:濡れている間の色の差が小さい

速く乾く生地でも、濡れている間に色の差が大きければ、汗の跡は見えます。逆に、色の差が小さい生地なら、乾くまでの間も目立ちにくくなります。

掲載品番では、HNC-102(綿40%・ポリエステル60%)に「吸汗・速乾機能の高い」生地と書かれています。汗染みの見えにくさについての記載はないため、見本で確かめます。

見本でできる簡単な比べ方

試験と同じ条件ではありませんが、見本があれば手元で比べられます。

  • 候補の色の見本を並べ、裏に水を1滴ずつ落とす
  • しみ込んだら、表から写真を撮る
  • 店の照明と屋外の両方で見る
  • 何分で跡が消えるかも、時計で測る

汗の出やすい場所は人によって違います。背中・わき・胸の3か所で落とすと、着たときに近くなります。

この比べ方は、色を選ぶための目安です。「汗染みしない」と案内する根拠にはなりません。

「汗じみが目立たない」と書かれていたら

生地の説明に「汗じみが目立たない」とあれば、次の3つを聞きます。

聞くこと なぜ聞くか
何と比べたか ふつうの生地と比べた結果かを知る
目で見たか、機械で測ったか 級か色差かで、読み方が変わる
どの色で試したか 色が変われば、結果も変わりうる

答えが返ってこなければ、上の見本での比べ方で確かめます。スタッフに案内するときも、「目立ちにくい色を選んだ」までにとどめます。

色の候補は掲載の色数から選ぶ

色の候補は、品番ごとの色数から絞ります。掲載品番の例です。

品番 素材 色数
POT-104 ポリエステル100%・140g/㎡ 21色
HNC-102 綿40%・ポリエステル60%・140g/㎡ 11色
GAT-500 綿100%・190g/㎡ 28色

色数はカタログの設定で、在庫は時期で変わるため、発注前に照合します。素材の違いはドライTシャツの比べ方にまとめています。

例:夏のイベントスタッフ120人なら

仮に、夏の屋外イベントで、スタッフ120人のTシャツを作るとします。候補は3色です。

  1. 3色の見本の裏に水を1滴ずつ落とし、表から撮る
  2. 屋外の光で並べ、跡が一番目立たない色を残す
  3. 残った色で、遠くからスタッフと見分けられるかを確かめる

汗染みだけで色を決めると、人混みで見つけにくい色になることがあります。夏の屋外での選び方は、夏の屋外スタッフのウェアで、透けや見つけやすさと合わせて扱っています。

TSUKUWEARでは、仕様が決まってから納品まで、およそ6〜8週間が目安です。数量・工程数・時期で前後します。見本で比べる時間は、その前に取ります。

次にやること

  1. 候補の色を2〜3色に絞り、見本を取り寄せる
  2. 見本の裏に水を落とし、店の照明と屋外で写真を撮る
  3. 跡が目立たない色の中から、ロゴが映える色を選ぶ

色とロゴの組み合わせまで決まったら、ユニフォーム・イベントTのページから相談できます。

手元の表や資料のまま、送ってください

配分表・入稿データ・スケジュールが途中でも構いません。足りない項目は、ご返信で一緒に埋めます。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

LINEで送る例:「『Tシャツの汗染み』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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