広告代理店・販促会社のTシャツ外注|名義・承認・納品先の分け方
代理店がクライアント案件のTシャツを外注するときは、契約者・承認者・納品先の3つを、案件の最初に1枚の表で決めると進行が止まりにくくなります。三者が関わる案件では、「誰が決めたのか」が曖昧なまま本生産に入ることが、やり直しの原因になります。
TSUKUWEARには、代理店(御社)から発注いただく形と、クライアントを紹介いただく形の2つがあります。組み方と案件シートはOEM提携・紹介パートナーにまとめています。
依頼先を一般的に比べる段階なら、グッズ制作会社の選び方から整理するのが近道です。ここでは、代理店が中間に入る三者の段取りに絞ります。
2つの組み方の違い
どちらで進めるかで、見積書・請求書の宛先と、やり取りの窓口が変わります。
| 項目 | 御社から発注 | クライアントを紹介 |
|---|---|---|
| 発注者・契約の相手 | 御社 | クライアント |
| 見積書・請求書の宛先 | 御社 | クライアント |
| 仕様のやり取り | 御社が窓口 | クライアントと直接(御社の同席も相談可) |
| 向く案件 | 企画・制作の一部としてウェアを納める | ウェアの製作だけを直接発注したい |
取引条件と紹介の条件は、決まった形を設けていません。案件ごとにご相談します。
三者の役割分担表
御社から発注する形を例に、誰が何を受け持つかを並べます。
| 作業 | 受け持つ人 | 決めておくこと |
|---|---|---|
| 企画・デザイン | 代理店(またはクライアント) | 入稿データを誰が作るか |
| ロゴ・素材の権利確認 | クライアント | 使ってよい素材と範囲 |
| ボディ・加工の提案 | 製作先 | 候補の品番と加工方法 |
| 見積もりの提出 | 製作先 → 代理店 | 提出の期限 |
| 仕様の最終承認 | クライアント | 承認の記録を代理店が保管 |
| 発注 | 代理店 | 注文確認書の受け取り |
| 製作・検品・納品 | 製作先 | 検品の担当と範囲は注文時に取り決め |
仕様の最終承認は、クライアント側の誰が出すかを名前と役職で決めておきます。代理店の担当者が承認したつもりでも、クライアントの別部署から変更が入ることがあります。
案件シートの記入例
最初の相談は、用途・数量・納品希望日の3項目があれば始められます。残りは分かる範囲で構いません。
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 用途 | クライアントのキャンペーン当選者に配るT |
| 数量 | 合計500枚。サイズ内訳は未定 |
| 納品希望日 | キャンペーン発送開始日の2週間前 |
| 組み方 | 御社から発注 |
| クライアントの業種 | 飲料メーカー(社名は伏せたまま) |
| 加工と位置 | 胸にロゴのプリント(1色) |
| デザインデータ | ai あり。権利者はクライアント |
| 承認する人と期限 | クライアントの宣伝部、承認に1週間 |
| 秘密保持契約(NDA) | 締結してから進めたい |
クライアントの社名は、最初の段階では伏せたままで構いません。秘密保持契約は、締結のご相談を承ります。
記入した案件シートは、無料相談からお送りください。柄×色×サイズの配分まで決まっていれば、見積もりの精度が上がります。
承認記録の回し方
三者の案件では、承認の記録を代理店が一か所にまとめて持ちます。何を承認したかが、後から誰にでも分かる形にします。
- 製作先が、位置と大きさの確認図・見積書を代理店に出す
- 代理店が、クライアントに同じ資料をそのまま回す
- クライアントの承認者が、資料の版番号を書いて承認を返す
- 代理店が承認記録を製作先に共有する。サイズ内訳などの未確定項目も解消した時点で、仕様確定を確認する
| 記録する項目 | 記入例 |
|---|---|
| 承認した資料と版番号 | 確認図 v2・見積書 第2版 |
| 承認者 | クライアント 宣伝部 課長 |
| 承認日 | 承認の返信を受けた日 |
| 未確定の項目 | サイズ内訳(○日までに確定) |
確認図の見方は仕上がりイメージ(確認図)で見るところにあります。現物で確かめる場合は、サンプルの確認項目も同じ記録表に足します。
名義と納品先の分け方
クライアント名義の書類や、納品物に製作先の名前を出さない納品は、可否を確認してからお見積もり時にご案内します(要相談)。
- 1か所への一括納品はお受けしています。全国どこへでも納品します
- 複数拠点・会場への分納、個包装は要相談
- 当選者への個別発送・在庫の保管は、お受けできる条件を確認中
支払いは、初めてのお取引は全額前払い(銀行振込)です。金額が大きい場合は、着手金と残金の2回に分けます。見積書・注文書・請求書の宛先は、組み方に合わせて最初に決めておきます。
日程の置き方
TSUKUWEARの場合、仕様確定後およそ6〜8週間が目安です。数量・工程数・時期で前後し、確定納期は見積書と注文確認書でご案内します。
クライアントの承認にかかる期間は、この目安に含みません。
- キャンペーン開始日から、発送準備の期間を引いて納品希望日を出す
- 納品希望日から制作期間を引いて、仕様確定の締切を出す
- クライアントの承認期間を、仕様確定の締切より前に置く
追加生産にも同じ期間がかかるため、期間限定のキャンペーンは初回の数量と予備を先に決めます。
まとめ
- 契約者・承認者・納品先を、案件の最初に1枚の表で決める
- 組み方は「御社から発注」と「クライアントを紹介」の2つ
- 最初の相談は、用途・数量・納品希望日の3項目で始められる
- 承認は版番号つきで記録し、代理店が一か所にまとめて持つ
- 名義を伏せた納品や個別発送は、可否を確認してから提案に入れる
ノベルティ案件で使えるボディと加工は企業ノベルティのページで確かめられます。案件シートは3項目が埋まった段階で送っていただいて構いません。