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TSUKUWEAR
グッズ・ノベルティ公開 約5分で読めます

芸能事務所のグッズ制作|複数タレントのTシャツをまとめて回す運用表

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

複数タレントのグッズTを回す事務所は、ボディと加工位置を事務所で共通にし、デザインだけをタレントごとに変えると管理が軽くなります。品番・位置・サイズ展開が揃えば、見積もりの読み方も検品の見る場所も毎回同じになります。

決めることは3つです。共通にする範囲、月ごとの発注の並べ方、事務所内で誰が何を承認するかです。

1人のタレントの監修や数量の決め方はタレントグッズTシャツ製作の進め方で扱っています。ここでは、事務所の担当者が複数のタレントを同時に回すときの運用に絞ります。

共通にする範囲と、タレントごとに変える範囲

最初に、事務所の標準として固定する項目を決めます。全部を共通にする必要はありません。

項目 共通にしやすいもの タレントごとに変えやすいもの
ボディの品番 定番の1〜2品番 限定企画だけ別品番
ボディ色 白・黒などの基本色 メンバーカラー・推し色
加工位置 胸と背中の基準点 柄の大きさ
サイズ展開 S〜XXLなどの幅 キッズを足すか
加工方法 プリントか刺繍か 2工程にするか

ボディと位置を固定しておくと、新しいタレントの企画はデザインと色の検討から始められます。

共通ボディの候補になる掲載品番の例です(カタログ上の値。在庫は時期で変わるため発注前に照合します)。

  • OE1116:綿100%・210g/㎡・42色。90・100cmと4XL・5XLは白・黒・紺など一部の色のみ
  • GAT-500:綿100%・190g/㎡・リングスパン糸・28色
  • TRS-700:綿100%・170g/㎡・コーマ糸・23色

タレント×アイテムの管理表

発注の単位ごとに1行を作ります。事務所で1枚の表にすると、同じ時期に何が動いているかが見えます。

列 記入例 共通の欄
タレント A(配信者) ―
アイテム 半袖T ―
品番・色 OE1116・黒 共通ボディ(○)
加工と位置 胸プリント・背中プリント 共通位置(○)
デザインの版番号 A-T01-v3 ―
柄×色×サイズの枚数 配分表で管理 ―
発売日・納品希望日 発売日と納品希望日 ―
状態 監修中 ―

「共通の欄」に○が付いた行は、事務所の標準どおりという印です。○が外れた行だけ、ボディや位置の確認に時間を見込みます。

柄×色×サイズの枚数は、サイズ別の数量集計表で作ると、合計と内訳がずれにくくなります。

月間の発注カレンダー(記入例)

発売日から逆算した「仕様確定の締切」を月ごとに並べます。TSUKUWEARの場合、制作は仕様確定後およそ6〜8週間が目安です(数量・工程数・時期で前後します)。

月 仕様確定の締切がある企画 監修・社内承認の期間
4月 A:夏の配信記念T 3月中にタレント確認
5月 B・C:ツアーT(同じボディ) 4月にまとめて確認
6月 D:周年パーカー 5月に権利者確認

締切が同じ月に重なる企画は、ボディが同じなら仕様の確認をまとめられます。重なりすぎる月は、どの企画を前に寄せるかを先に決めます。

単発の発売日がある企画は、追加にも同じ6〜8週間かかるため、発売後の追加では間に合わないことがあります。初回の数量と予備を先に決めます。

事務所内の承認者一覧

承認する人が企画ごとに違うと、どこで止まっているかが分かりません。役割で表にしておきます。

承認すること 承認する人(役割) 記録の残し方
デザイン・表記 タレント本人・担当マネージャー 版番号つきで返信
権利・使用許諾 権利の窓口 使ってよい素材と範囲
ボディ色・位置 グッズ担当 品番・色名・基準点
数量・予算 事業の責任者 柄×色×サイズの表
仕様確定・発注 グッズ担当 見積書と注文確認書

監修の往復と承認後の変更の扱いは、グッズの監修と承認の進め方の記録表がそのまま使えます。監修のやり取りは事務所側でお願いしています。

複数を同時に回すときの取り違えを防ぐ

タレントが増えるほど、データや配分の取り違えが起きやすくなります。仕組みで防ぐ方法を決めておきます。

起きやすいこと 防ぎ方
別タレントのデータを送る ファイル名にタレント記号と版番号を入れる
承認前の版で進む 承認した版番号を管理表に書き、それ以外は送らない
色名の言い方が人で違う 品番の色名(例:ネイビー)で統一する
配分の合計が合わない 柄×色×サイズの表と合計を、発注前に2人で照合する
納品先を取り違える 企画ごとに納品先と受取者を1行で書く

何を不良とするかは、注文前とサンプル承認の時点で合意します。検品の担当と範囲は、ご注文時に案件ごとに取り決めてお伝えします。

依頼先との組み方

事務所が発注者になる形と、タレント側を紹介する形があります。組み方と案件シートの項目はOEM提携・紹介パートナーにまとめています。

  • 事務所が発注者:見積もり・請求は事務所あて。仕様のやり取りも事務所が窓口
  • 紹介:タレント側(または個人事務所)が直接発注
  • 秘密保持契約(NDA)は、締結のご相談を承ります

追加生産の際の版の扱いは、お見積もり時にご案内します。依頼先そのものを比べる段階なら、グッズ制作会社の選び方の質問表が使えます。

相談のときに送るもの

所属人数と年間の発売予定を送っていただければ、共通化できる範囲を提案します。

項目 記入例
グッズを作るタレントの人数 6名(配信者4・アーティスト2)
年間の発売予定 周年・ツアー・季節企画で年に数回
今使っているボディ 品番が分かれば。分からなければ写真

事務所名は伏せたままでも相談できます。返信は原則3営業日以内です。

まとめ

  • ボディと加工位置を事務所で共通にし、デザインだけを変える
  • 管理表は発注単位で1行。共通の欄に○を付ける
  • 仕様確定の締切を月ごとに並べ、重なる月を先に調整する
  • 承認は役割ごとに一覧にし、版番号つきで記録する
  • 単発の発売日は、追加ではなく初回の数量と予備で備える

タレント・YouTuberのグッズ全体の進め方はグッズのページにあります。管理表が途中まででも、無料相談からお送りください。

イベント日と、だいたいの枚数だけで相談できます

柄や色の数、サイズの内訳は決まっていなくて構いません。日程から逆算して、間に合う進め方を最初にお返しします。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

LINEで送る例:「『芸能事務所のグッズ制作』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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