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TSUKUWEAR
グッズ・ノベルティ公開 約5分で読めます

グッズ企画書の書き方|タレント・クライアントに通すTシャツ企画の1枚資料

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

Tシャツグッズの企画書は、1枚に「狙い・ターゲット・アイテム・柄×色・数量・販売方法・日程・承認者」の8欄を並べれば通ります。承認する人が知りたいのは、出してよい内容か、いくら残るか、いつ出るかの3つだからです。

デザイン案を何枚も重ねた資料より、判断に要る数字が1枚にそろった資料のほうが早く決まります。デザインは別紙にして、企画書から参照させます。

事務所のマネージャーがタレント本人に、代理店の担当者がクライアントに出す場面を想定しています。本人が自分のグッズを考える段階なら、YouTuberグッズの作り方の企画シートが先です。

承認する人は企画書のどこを見るか

同じ企画書でも、読む人によって見る欄が違います。誰に出すかを決めてから、厚く書く欄を選びます。

承認する人 判断すること 厚く書く欄
タレント・クリエイター本人 自分が着たいか、ファンに勧められるか 狙い・アイテム・柄×色
事務所の上長 採算と在庫のリスク 数量・販売方法・採算
クライアントの担当者 ブランドの規定に合うか、予算内か 柄×色・数量・日程
権利者・ライセンス元 使い方が許諾の範囲内か アイテム・柄×色・承認者

承認の順番と記録の残し方はグッズの監修と承認の進め方で扱っています。企画書は、その流れの最初に出す1枚です。

1枚企画書のテンプレート

次の8欄を上から順に埋めます。空欄のまま出すと、その欄が差し戻しの理由になります。未定なら「未定・◯日までに決める」と書きます。

欄 書くこと 空欄にしない理由
1. 狙い 売上・記念・認知のどれを優先するか 数量とデザインの判断基準になる
2. ターゲット 誰が買う・着るか、どこで買うか サイズ展開と販売方法が決まる
3. アイテム Tシャツ・ロンT・パーカーなどと品番候補 価格帯と季節が伝わる
4. 柄×色 柄の数×ボディ色の数、加工(プリント・刺繍) 在庫の種類の数が分かる
5. 数量 合計枚数とサイズ別の内訳、根拠 制作費と在庫リスクの大きさになる
6. 販売方法 受注販売・在庫販売・会場・通販 制作を始める日が変わる
7. 日程 承認の締切、仕様確定日、納品日、発売日 遅れたときの影響が見える
8. 承認者 誰が・何を・いつまでに承認するか 承認待ちで止まらない

アイテムの品番候補は、タレント・アーティストグッズのページやカタログから拾えます。

記入例(所属タレントの周年記念T)

数字は書き方を示すための仮のものです。

欄 記入例
狙い 活動5周年の記念。売上より、ファンが普段着られることを優先
ターゲット ライブに来るファンと、通販で買う遠方のファン
アイテム 厚手の綿T(OE1116を候補)
柄×色 1柄×2色(白・黒)。胸ロゴは刺繍、背中はプリント
数量 合計300枚。前回グッズのサイズ別販売数から配分
販売方法 通販は受注販売、記念ライブ会場は在庫販売
日程 本人の承認◯月◯日、仕様確定◯月◯日、会場納品◯月◯日
承認者 デザインは本人、採算は事務所の上長、ロゴの使い方は担当マネージャー

刺繍とプリントの組み方を書く欄は、加工ごとに位置を1行ずつ書くと誤解が減ります。

採算の欄は式だけ置く

上長やクライアントは、数字の出どころを見ます。金額を書く前に、式と数字の出典を並べます。

  • 売上見込み = 販売価格 × 販売見込み枚数
  • 残る金額の見込み = 売上見込み −(制作費の総額 + 販売手数料 + 梱包・発送の費用)
  • 在庫販売では、売れ残った分の制作費もこの式から差し引かれる

制作費の総額は、ボディ代・版代・加工費・付属費で見積書に出ます。版代などの初期費用は数量で割れるため、数量の案を2通り書いて比べると判断が早くなります。販売価格の考え方は販売価格の決め方にあります。

日程の欄は承認の締切から書く

日程の欄で一番大事なのは、承認の締切です。発売日から逆に並べると、締切が自然に決まります。

  1. 発売日(会場の初日、通販の受付開始日)
  2. 納品日(会場や倉庫に届く日)
  3. 仕様確定日(TSUKUWEARの場合、納品のおよそ6〜8週間前が目安)
  4. 承認の締切(仕様確定日の前に、往復の回数ぶんの日数を置く)
  5. 企画書の提出日

製作期間は数量・工程数・時期で前後し、確定した納期は見積書と注文確認書で案内します。日付を入れて逆算するなら納品日から逆算するスケジュール表が使えます。

差し戻されやすい点と直し方

一度差し戻された企画書は、次の表で直すと二度目が通りやすくなります。

よくある指摘 直し方
数量の根拠が分からない 前回の販売数・予約数・アンケートのどれを使ったかを書く
在庫が残ったらどうするのか 受注販売との併用、売れ残りの出口を1行書く
デザインのイメージが湧かない 原寸の配置図と、ボディ色ごとの画像を別紙で付ける
ロゴの使い方が規定と違う 規定のページ番号と、変えた箇所を並べる
間に合うのか 承認の締切と、過ぎたときの判断(延期・内容を減らす)を書く

売れ残ったときの扱いは売れ残ったグッズTの扱いで判断表にしています。企画書に出口を1行入れておくと、在庫を心配する承認者の判断が進みます。

企画書の下書きを送るとき

下書きの段階で送っていただければ、アイテム・柄×色・数量・日程の欄に、製作側で確認した内容を書き入れてお返しします。

  • 下書き(空欄があっても可)
  • 決まっている品番やボディ色の候補
  • 数量の根拠にした数字(前回の販売数など)
  • 発売日と、承認にかかりそうな日数

事務所や代理店として、案件ごとに製作を任せたい場合の組み方はOEM提携・紹介パートナーにまとめています。

まとめ

  • 企画書は8欄(狙い・ターゲット・アイテム・柄×色・数量・販売方法・日程・承認者)を1枚に並べる
  • 承認する人ごとに、厚く書く欄を変える
  • 採算は式と数字の出典を書き、数量は2案で比べる
  • 日程は発売日から逆算し、承認の締切を明記する

下書きの段階でも、無料相談からお送りください。原則3営業日以内に、製作側の欄を埋めてお返しします。

イベント日と、だいたいの枚数だけで相談できます

柄や色の数、サイズの内訳は決まっていなくて構いません。日程から逆算して、間に合う進め方を最初にお返しします。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

LINEで送る例:「『グッズ企画書の書き方』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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