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グッズ・ノベルティ公開 約5分で読めます

歌い手・ボカロPのグッズT|絵師のイラストを使うときの許諾と監修の順番

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

依頼したイラストをグッズTに使う前に、利用・調整の許諾範囲と承認者を確認します。本人・運営と絵師の双方が確認する場合は、デザイン案・入稿データ・必要に応じたサンプルごとに承認を記録します。

最初に確かめるのは、そのイラストをグッズに使ってよいかです。使ってよい範囲は、イラストを依頼したときの取り決めによって変わります。

権利の帰属や契約の解釈は、この記事では断定しません。取り決めが曖昧なときは、絵師と話し合い、必要に応じて専門家に確認してください。

関わる人と、それぞれが見るもの

依頼したイラストのグッズTには、本人・運営と絵師が関わります。楽曲やキャラクターを使う場合は、さらに権利者が加わります。

関わる人 主に見るもの 確認の要点
本人(歌い手・ボカロP)・運営 ファンに出したい内容か、販売方法 最終的に出すかどうかの判断
絵師 イラストの使い方、色や形の変更 グッズへの使用と調整の範囲
楽曲・キャラクターの権利者 曲名・歌詞・キャラクターの使い方 ガイドラインや許諾の要否

楽曲名や歌詞、既存のキャラクターをデザインに入れる場合は、権利者のガイドラインを確認し、必要なら許諾を取ってから進めます。許諾の範囲は、デザイン案を作る前に確かめておきます。

絵師に確認すること

依頼時の取り決めに書かれていない項目は、グッズを作る前に確認します。

確認項目 聞き方の例
グッズへの使用 このイラストをTシャツに使ってよいか
販売 無料配布だけでなく、販売してよいか
調整 色数を減らす、刺繍用に線を太くするなどの調整をしてよいか
クレジット 絵師名をタグ・販売ページ・本体のどこに入れるか
展開 パーカーなど別アイテムや、追加生産にも使ってよいか
データ レイヤー分けしたデータや、高解像度の原寸データをもらえるか

回答はメールなど文面で残します。口頭やDMの流れの中だけで済ませると、後から確かめにくくなります。

承認の記録表

取り決めで承認が必要な欄を埋めてから、次の段階へ進みます。段階ごとに確認する内容は次のとおりです。

  • デザイン案:本人・運営は配置・大きさ・ボディ色、絵師はイラストの切り取り方と配色
  • 入稿データ:本人・運営は文字の表記と実寸、絵師は減色・線の調整の箇所
  • サンプル(作る場合):本人・運営は着たときの見え方、絵師は発色と線の再現
  • 量産の数量:本人・運営が柄×色×サイズの最終数を確認する

記録表には、確認した内容ではなく、承認の事実を残します。

段階・資料の版番号 本人・運営の承認記録 絵師の承認記録
デザイン案 v__ 承認日__/方法__/保留事項__ 承認日__/方法__/確認不要の根拠__
入稿データ v__ 承認日__/方法__/保留事項__ 承認日__/方法__/確認不要の根拠__
サンプル v__(作る場合) 承認日__/方法__/保留事項__ 承認日__/方法__/確認不要の根拠__
量産の数量 v__ 承認日__/方法__/保留事項__ 確認不要の根拠__(取り決めの該当箇所)

承認記録とイラストのデータは、無料相談からお送りください。本人・絵師・権利者との承認のやり取りは、お客さま側でお願いします。

監修全体の進め方はグッズの監修と承認の進め方にあります。

イラストをTシャツに落とすときの調整

イラストは画面で描かれた色と線のまま、Tシャツに刷れるとは限りません。調整が要る箇所は、絵師の承認を取る対象になります。

  • シルクスクリーンは、色ごとに版を作る。色数を絞る調整が入ることがある
  • グラデーションや細かい陰影は、表し方を選ぶ(網点にする・色を分ける・省く)
  • 濃い色のボディでは、下地の版が増える場合がある
  • 刺繍では、目・髪・細い線を再現できるか確認し、調整が必要な場合は取り決めた承認者に確認する

刺繍に置き換えるときの考え方はキャラクター・イラストを刺繍にするで詳しく扱っています。

ライブ物販と通販の数量表

ライブ会場と通販の両方で売る場合は、販売経路ごとに数量の根拠を分けます。

販売の場 数量の根拠 決めること
ライブ会場 動員見込み、前回の会場の販売数 会場分の在庫と予備
通販(受注販売) 受付期間に集まった注文 受付期間とお届け目安
通販(在庫販売) 前回の通販の販売数 初回の数量と、発送する人

受注販売と在庫販売は、締切と在庫の持ち方が違います。会場分は、追加生産が次の公演に間に合わない日程なら初回で確保します。

承認の日数を日程に入れる

承認者ごとの回答期限と修正期間を確認し、製作期間とは別に日程へ入れます。

  1. 絵師への確認と回答(グッズ使用・調整の範囲)
  2. デザイン案の承認(取り決めた承認者)
  3. 入稿データの承認(取り決めた承認者)
  4. 仕様確定
  5. 製作(TSUKUWEARの場合、仕様確定後およそ6〜8週間が目安)

製作期間は数量・工程数・時期で前後し、確定した納期は見積書と注文確認書で案内します。承認の往復の回数が読めないときは、予備の日数を厚めに置きます。

まとめ

  • 利用・調整の許諾範囲と承認者を確認し、双方が確認する取り決めなら段階ごとに承認を記録する
  • グッズへの使用・販売・調整・クレジット・展開は、作る前に絵師に確認して文面で残す
  • 楽曲名・歌詞・キャラクターを入れる場合は、権利者のガイドラインと許諾を確認する
  • ライブ会場と通販で数量の根拠を分け、承認の日数は製作期間と別に見込む

配信者・クリエイターのグッズ全体はYouTuberグッズ制作のページにあります。イラストのデータと販売の予定が分かれば、プリント・刺繍で調整が要りそうな箇所を確認してお返しします。

イベント日と、だいたいの枚数だけで相談できます

柄や色の数、サイズの内訳は決まっていなくて構いません。日程から逆算して、間に合う進め方を最初にお返しします。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

LINEで送る例:「『歌い手・ボカロPのグッズT』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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