本文へ移動
TSUKUWEAR
素材・加工公開 約4分で読めます

1,000枚以上のTシャツで色を揃える|ボディの染めロットと刷り色の確認

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

1,000枚を超えるTシャツで色を揃えるには、「どの色を基準にするか」を承認サンプルで決め、ボディの染めロット・納品の回数・加工の日程の3つで色が分かれないかを確認します。

大量の注文では、ボディが複数の生産ロットから集まったり、加工が何日かに分かれたりすることがあります。だから「全部同じ色になるはず」と考えず、分かれる可能性のある場所を先に洗い出します。

どこまでの差を同じ色とみなすかは、記事で決める基準ではありません。注文前とサンプル承認の時点で合意して記録します。

大量発注で色が分かれやすい3つの場面

色が分かれる原因は、ボディ側と加工側の両方にあります。場面ごとに整理すると次のとおりです。

場面 何が分かれるか 確認すること
ボディの染めロットの混在 同じ色名でも染めた時期が違う ロットが混ざるか、揃えられるか
分納・追加生産 時期の違うボディと刷り色 前回分と並べて見る段取り
加工の日が分かれる 刷り色・刺繍糸の色 基準のサンプルを毎回使うか

ボディの染めロットとは

染めロットは、同じ時期に一緒に染めたボディのまとまりのことです。同じ品番・同じ色名でも、染めたロットが違うと色味がわずかに違って見える場合があります。

数量が多いほど、1つのロットで揃わない可能性は上がります。揃えられるかどうかは在庫の状況で変わるため、発注前に確認します。

確認項目の表(大量発注版)

次の表は、1,000枚以上の注文で事前に確認しておく項目です。打ち合わせのメモとして使えます。

確認項目 決めること 確認の相手
色ごとの数量 ボディ色ごとの合計枚数 自社
ロットの混在 混ざる場合の扱い(並べ方・配る先の分け方) 当サービス経由で確認
納品の回数 一括か分納か、分ける日付 自社・当サービス
加工の日程 何日かに分かれるか 加工先
基準のサンプル どのサンプルを色の基準にするか 自社の承認者
刺繍糸 糸色の指定と、量産での確認方法 加工先

分けて納品する場合の段取りは、会場直送・倉庫納品の確認事項でもチェック表にしています。

承認サンプルを基準にする記録票

色を揃えるうえで頼りになるのは、言葉より「承認した実物」です。承認サンプルを基準として保管し、量産や追加のときに並べて見ます。

記録する項目 記入例
基準サンプルの内容 黒ボディ・背中白1色・胸刺繍
承認日と承認者 11月5日・販促担当
色の判断で合意したこと 基準サンプルと並べて見る
保管場所と管理者 誰がどこで保管するかを書く
分納・追加時の確認 前回分と並べて確認する

サンプルの作り方と承認の進め方は、加工サンプルと量産承認で解説しています。何を不良とするかの決め方はTシャツ・グッズの検品基準の作り方を参考にしてください。

配り方・売り方で色の差を目立たせない工夫

ロットの混在が避けられない場合でも、配り方や並べ方で差が目に入りにくくできます。

  • 同じ会場・同じ部署には、同じ納品回の箱から配る
  • 物販では、同じ色の商品を1か所にまとめて並べる
  • 追加生産分は、初回分と混ぜずに別の箱で管理する

追加生産で色を合わせるとき

大量注文のあとに追加する場合も、色の確認は同じ手順で進めます。追加にも仕様確定後およそ6〜8週間かかるため、単発のイベントには間に合わないことがあります。

追加のときに用意するもの 理由
前回の承認サンプルか前回の製品 色を並べて確認するため
前回の品番・色名・柄 同じ仕様で手配するため
追加の数量と納品日 ボディの在庫と日程を確認するため

追加生産の考え方は追加生産と在庫の考え方で詳しく扱っています。追加の際の版の扱いは、お見積もり時にご案内します。

大量発注の規模感と納期

TSUKUWEARは100枚以上のご相談が中心で、1,000枚以上の注文もご相談いただけます。YouTuber「水ラーメン」の公式グッズでは、2柄×3色・合計3,000枚をシルクスクリーンと刺繍の2工程で製作しました(製作事例)。

  • 納期の目安は、仕様確定後およそ6〜8週間(当サービスの場合)
  • 数量・工程数・時期で前後する
  • 確定の納期は、見積書と注文確認書でご案内する

大量製作の進め方の全体は、Tシャツの大量製作・量産のページにまとめています。

よくある質問

1,000枚すべてを同じ染めロットで揃えられますか?

在庫の状況によって変わるため、一律にはお答えできません。品番・色・数量を伺って確認します。

刺繍の糸色も揃いますか?

糸色の指定と、量産で基準サンプルと並べて見る段取りを、注文前に決めておきます。

まとめ

  • 大量発注の色は、承認サンプルを基準にして揃える
  • 色が分かれやすいのは、染めロットの混在・分納・加工日の分散の3場面
  • どこまでを同じ色とみなすかは、注文前とサンプル承認の時点で合意する
  • 追加生産にも仕様確定後およそ6〜8週間かかり、前回分と並べて確認する

数量と納品の回数を送ってください。分けて作るときに確認する項目を整理してお返しします。色ごとの枚数が決まっていなくても、合計の見込みだけで相談できます。無料相談のフォームかLINEから、原則3営業日以内に返信します。

このボディ・この加工で作れるか、聞いてください

品番やデザインのラフがあれば添えてください。ボディと加工の組み合わせで作れるかどうかと、決めるべきことをお返しします。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

LINEで送る例:「『1,000枚以上のTシャツで色を揃える』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

LINEで相談フォームで相談する