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タレント・YouTuberグッズのTシャツ企画|ファンが着られる一枚にする

「公式グッズのTシャツを作りたいが、何から決めればいいのか」。タレントやYouTuberのグッズ担当者から、最初にいただく相談の多くがこの一言です。

結論から言うと、決める順番は「着られるデザイン → ボディ → サイズ配分 → 日程」です。この順番で進めると、ファンの手元に届いたあとも着てもらえるTシャツになります。

この記事では、初めてグッズを担当する方に向けて、企画の4つの柱を順に説明します。実際の制作事例も、匿名で紹介します。

「着られるグッズ」とは何か

ファングッズのTシャツには、2つの役割があります。ライブや配信で「推していること」を示す役割と、日常で着る服としての役割です。

日常で着られる一枚にできると、着る回数が増え、街中で目にした人への宣伝にもなります。

  • 顔写真の大きなプリントは、イベントでは映えても普段着にはしにくい
  • ロゴやモチーフを小さく配置すると、服として成立しやすい
  • 「知っている人だけ気づく」要素は、ファンの満足度を上げる
  • 派手なデザインと控えめなデザインを1柄ずつ用意する手もある

デザインの詳しいコツは、ファングッズTシャツを普段着られるデザインにするコツにまとめています。

刺繍の使いどころ

シルクスクリーンは、インクを版で刷る方法です。刺繍は、糸で図柄を縫い付ける方法です。

グッズTシャツでは、この2つを一枚の中で組み合わせると、既製品らしさが消えます。胸元に小さなロゴを刺繍、背中にメッセージをプリント、という構成が代表例です。

加工 向く箇所 向く図柄
シルクスクリーン 背中・前面の広い範囲 ベタ面の強いロゴ、文字、イラスト
刺繍 胸・袖・裾のワンポイント 小さなロゴ、記号、モチーフ
組み合わせ 前は刺繍、後ろはプリント 「服」と「グッズ」の両立

工程が2つになると、納期は1工程より長くなります。組み合わせの設計は刺繍×シルクスクリーンのサービスページで詳しく説明しています。

ボディ選びで「安っぽさ」を消す

ボディとは、加工前の無地Tシャツのことです。同じデザインでも、ボディの厚さで手に取ったときの印象が変わります。

グッズでは、厚手のコットンが選ばれることが多いです。生地がしっかりしていてプリントの発色が安定しやすく、洗濯にも強いためです。

  • 厚手コットン(210g/㎡前後): 長く着られる、ライブグッズの定番
  • 定番コットン(170g/㎡前後): 軽さと枚数のバランス
  • ドライ(ポリエステル): 夏の屋外イベントや、汗をかく用途

厚手コットンの品番には、42色・90cm〜5XLと、色もサイズも幅広いものがあります。キッズの要望が見込まれるグッズでも、ひとつの品番でつなげられます。

サイズ配分の考え方

ファン層の年齢や性別によって、売れるサイズは変わります。ここを外すと、Sだけ売り切れてXLが余る、という事態になります。

基本は、中心サイズを厚く、両端を薄くの山型で配分することです。

ファン層 厚くするサイズ 注意点
女性が多い S・M XS相当の要望が出ることがある
男性が多い M・L XL・XXLも一定数用意する
幅広い M・L中心 キッズの要望はボディで対応

配分の詳しい型はサイズ展開と枚数配分の決め方を参考にしてください。

日程の逆算

イベントや発売日が決まっているグッズは、日程の逆算が欠かせません。仕様確定後の制作期間は、およそ6〜8週間が目安です。数量・工程数・時期で前後します。

つまり、制作期間の前にデザインと監修の期間が乗るため、発売日から早めにデザインに着手しているのが理想です。

  1. 発売日・イベント日を決める
  2. 仕様確定の締切を、発売日から6〜8週間の目安をさかのぼって置く
  3. デザインとサンプル確認を、その前に余裕を持って行う
  4. 監修(本人・事務所)の往復期間を、さらに前に見込む

タレントグッズは、本人や事務所の監修で往復が発生しやすい点に注意します。

制作事例(匿名)

あるYouTuberの公式グッズTシャツでは、2柄×3色、合計3,000枚を制作しました。加工はシルクスクリーンと刺繍の2工程です。

発注から約5週間半で納品しました(個別の実績で、標準の目安ではありません)。数量が多く工程も2つでしたが、仕様を早めに固めたことが効きました。

  • 柄ごとに刺繍とプリントの役割を分けた
  • 色ごとの枚数はファン層に合わせて傾斜をつけた
  • サンプル確認を1回で終えられるよう、指示を事前にそろえた

グッズ制作の窓口としての進め方は、タレント・アーティストグッズのサービスページにまとめています。

まとめ

  • 決める順番は、デザイン → ボディ → サイズ配分 → 日程
  • 普段着られる一枚にすると、着用回数と宣伝効果が上がる
  • 刺繍とプリントの組み合わせで、既製品らしさを消せる
  • サイズは中心を厚く、両端を薄くの山型で配分する
  • 仕様確定後およそ6〜8週間が目安。監修の往復も見込んで逆算する

企画の初期段階でも、数量やサイズ配分の相談は無料相談からお気軽にどうぞ。

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