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TSUKUWEAR
素材・加工公開 約4分で読めます

Tシャツの丸胴と横割りの違い|脇の縫い目とプリント

執筆・編集:TSUKUWEAR(品質と進め方/運営会社)

丸胴は脇に縫い目がないTシャツ、横割りは脇に縫い目があるTシャツです。見分けるには、脇の下から裾までの線を見ます。

脇をまたぐ柄や、まっすぐな形を選ぶなら丸胴が候補です。裾が広がる形やウエストがくびれた形なら横割りが候補です。胸と背中の中央に刷るだけなら、脇の縫い目は柄にかかりません。

ブランドやグッズのTシャツで、ボディ(無地のTシャツ)を選ぶ担当者に向けて書きます。

丸胴と横割りは何が違う?

違いは、胴の部分の作り方です。あるボディメーカーの解説では、次のように説明しています。

  • 横割り:「Tシャツの形状に裁断した2枚の生地を縫製して作ります。」
  • 丸胴:「生地を筒状に編み、その形状を胴体部としてそのまま活かし、袖を縫製して作ります。」

つまり横割りは、前と後ろの2枚を脇で縫い合わせます。丸胴は、筒の形に編んだ生地に袖を付けます。

比べる点 丸胴 横割り
脇の縫い目 なし あり
向く形 まっすぐな箱型 裾広がり・くびれ
脇をまたぐ柄 向く 縫い目がかかる
ねじれの見え方 目立ちにくい 目立ちやすい

形で選ぶならどちら?

形にこだわるなら横割りです。同じ解説では、横割りは裾に向かって広がる形や、ウエストが引き締まって見える形を作りやすいとしています。

丸胴は筒の生地をそのまま使うので、まっすぐな箱型のTシャツに向くとされています。

  • 普段着らしいまっすぐな形のTシャツ:丸胴か横割りかより、身幅と着丈で選ぶ
  • 女性向けのくびれた形や裾広がり:横割りが候補
  • 体に沿わせたい形:横割りが候補

形は、丸胴か横割りかだけでは決まりません。サイズ表の身幅・着丈・肩幅で比べます。読み方はTシャツのサイズ表の読み方にあります。

プリントの位置はどう変わる?

脇をまたいで柄を入れたいなら、丸胴を条件にします。 横割りは脇に縫い目があるので、その解説でもプリントの自由度は少し低くなるとしています。

入れたい柄 判断
胸・背中の中央 どちらでもよい
前から脇を通って背中へ続く柄 丸胴を条件にして相談
脇に沿った縦のライン 丸胴を条件にして相談
裾まわりをぐるりと一周する柄 刷れる範囲を先に確かめる

脇や裾をまたぐ位置は、丸胴でも刷れるとは限りません。刷る道具に生地をのせられる範囲で決まるからです。脇をまたぐ柄は、ボディと加工の組み合わせで刷れるかを確かめる「要相談」の位置です。

胸や背中の位置の決め方は、プリント位置とサイズの決め方で扱っています。

洗ったあとのねじれは?

洗ったあとに脇の線が前にずれる「斜行(しゃこう)」は、横割りのほうが目立ちやすいとされています。生地がねじれると、脇の縫い目も一緒に動くからです。

丸胴は縫い目がないので、斜行が目立ちにくいとされています。ただし、目立ちにくいということは、ねじれが無くなるわけではありません。

  • 横割り:脇の線が前に回り込んでいないかを見る
  • 丸胴:柄が傾いていないか、裾が斜めになっていないかを見る

洗う前と洗ったあとの比べ方は、Tシャツの縮みで、見本を洗って寸法を測る手順にまとめています。どこまでを不良とするかは、注文前とサンプル承認の時点で発注先と合意します。

掲載品番はどちら?

TSUKUWEARのカタログに載せている品番の情報には、丸胴か横割りかの記載がありません。見た目の形だけで、どちらかを決めつけないでください。

丸胴か横割りかが仕上がりに関わるときは、次のどちらかで確かめます。

  • 候補の品番の見本を取り寄せて、脇の下を見る
  • 相談のときに「脇をまたぐ柄がある」と伝え、候補の品番で確かめてもらう

ラグランやリンガーのように、袖や襟の縫い目が柄に関わる形もあります。形違いの品番は形違いのTシャツで比べています。

例:脇にラインを入れたいダンスチーム

例として、仮にダンスチームが120枚のTシャツを作り、脇に沿って縦のラインを入れたいとします。

  1. 「脇に沿ったライン」を入れる位置として、最初の相談で伝える
  2. 候補の品番が丸胴かを、見本で脇の下を見て確かめる
  3. 横割りしか合う品番がなければ、ラインを前身頃の端に移すかを決める
  4. 刷れる範囲が分かったら、サンプルで位置を確かめる

TSUKUWEARのご相談は100枚以上が中心です。仕様が決まってから納品まで、およそ6〜8週間が目安で、数量・工程数・時期で前後します。

サンプルで何を確かめるかは、加工サンプルと量産承認のページにまとめています。

次にやること

  1. 手元のTシャツの脇の下を見て、丸胴か横割りかを確かめる
  2. 柄が脇をまたぐかを、デザイン案に書き込む
  3. またぐなら、候補の品番と柄の位置を添えて相談する

このボディ・この加工で作れるか、聞いてください

品番やデザインのラフがあれば添えてください。ボディと加工の組み合わせで作れるかどうかと、決めるべきことをお返しします。

初回のご相談と概算のお見積もりは無料です。全国どこからでもご相談・納品できます。

ご相談 → 原則3営業日以内にご返信 → 仕様のすり合わせ → お見積もり → ご承認後に製作(仕様確定後6〜8週間が目安)

製作例:YouTuber「水ラーメン」の公式グッズ。2柄×3色・合計3,000枚、シルクスクリーン+刺繍の2工程を、発注から約5週間半で納品しました。事例を見る

LINEで送る例:「『Tシャツの丸胴と横割りの違い』を読みました/300枚くらい/時期は未定」

用途・枚数・時期の3つが分かれば、最初のご返信ができます。ロゴやラフの画像があれば一緒に送ってください。LINEでも返信は原則3営業日以内です。

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