ラーメン屋のTシャツの作り方|スタッフ用と物販用を1回の発注で作る
ラーメン屋のTシャツは、スタッフが着る分と物販で売る分を同じデザインで1回に発注すると、仕様の確認が一度で済みます。版やボディを共通にできれば、それぞれ別に頼むより段取りが減ります。
ただし、厨房で毎日着る服と、お客さまが買って普段着にする服では、向くボディが違うことがあります。この記事は、店のロゴTを作りたい店主・本部の方向けに、2つを両立させる決め方を説明します。
TSUKUWEARのご相談は100枚以上が中心です。1店舗のスタッフ分だけなら、ネット印刷のほうが手軽な場合もあります。
用途×数量の表
最初に、スタッフ用と物販用の数を分けて書き出します。
| 用途 | 数量の出し方 | 記入例 |
|---|---|---|
| スタッフ用 | スタッフ数 × 1人あたりの枚数 + 予備 | 3店舗・計24人 × 3枚 + 予備 |
| 店頭の物販 | 店舗ごとの販売見込み × 店舗数 | 1店舗あたりの見込み × 3 |
| 通販・イベント | 告知の規模と過去の反応から | 未定なら初回は店頭分のみ |
スタッフ用は確実に使い切る数、物販用は売れ残りのリスクがある数です。物販は初回を見込みの範囲にとどめるのが基本ですが、追加生産にも仕様確定後およそ6〜8週間かかります(TSUKUWEARの場合の目安)。周年や限定販売の日が決まっているなら、初回で数を確保します。
ボディを共通にするか分けるか
厨房は暑く、スタッフは汗をかきます。物販のお客さまは、厚手でしっかりした綿を好むこともあります。数値は掲載品番の値で、在庫は発注前に照合します。
| 用途 | 品番の候補 | 掲載品番の値 |
|---|---|---|
| スタッフ・物販とも綿で揃える | TRS-700 | 綿100%・170g/㎡・23色 |
| 物販で厚手の綿を出す | OE1116 | 綿100%・210g/㎡・42色 |
| 厨房のスタッフ用にドライ | POT-104 | ポリエステル100%・140g/㎡・21色 |
- 1種類のボディで両方作る → 版を共通にしやすく、在庫も一本化できる
- スタッフはドライ、物販は綿 → 着心地は良いが、素材ごとにインクと確認が分かれる
どちらにするかは、厨房の暑さと物販で売りたい価格帯で決めます。
黒ボディ×白プリントで確認すること
店名を目立たせたいなら、黒いボディに白や赤の文字を刷る組み合わせが候補になります。濃色のボディに淡い色を刷るときは、確認することがあります。
| 確認すること | 理由 |
|---|---|
| 白インクの発色 | 濃色の生地では、白が沈んで見えることがある |
| 下地の有無 | 赤・黄などを鮮やかに出すため、白の下地を刷ることがある |
| 版の数 | 下地を刷ると版が1つ増え、見積もりに影響する |
| 黒の色味 | 品番によって黒の色名が複数ある(OE1116はディープブラックとブラック) |
濃色への刷り方はボディカラーとプリント色の選び方で詳しく説明しています。
ラーメン屋らしいデザインの置き方
- 背中に大きく店名、胸に小さくロゴ
- 背中にどんぶりのイラストと店名、袖に創業年
- 物販用だけ、胸のロゴを刺繍に置き換える
物販用だけ刺繍にすると、同じデザインでも商品としての特別感を出せます。シルクスクリーンと刺繍の2工程を組み合わせる方法は、刺繍とプリントの組み合わせにまとめています。
物販Tのサイズ配分の記入例
物販は、スタッフ用と違ってサイズの申告がありません。客層から割合を置いて、1色ずつ配分します。
| サイズ | 割合の置き方 | 100枚の場合の記入例 |
|---|---|---|
| S | 少なめ | 10 |
| M | 中心 | 25 |
| L | 中心 | 30 |
| XL | 中程度 | 25 |
| XXL | 少なめ | 10 |
割合は記入例で、お店の客層で変わります。配分の考え方はサイズ展開と枚数配分の決め方も参考になります。
相談するときに送るもの
次の4つを送っていただければ、スタッフ用と物販用をまとめた見積もり条件を整理します。
| 送るもの | 決まっていない場合 |
|---|---|
| 店舗数・スタッフ数 | 概数で可 |
| 物販の予定数 | 「未定」で可 |
| ロゴ・店名のデータ | 看板の写真でも可 |
| 販売開始・着用開始の時期 | 時期の目安で可 |
全国どこへでも納品できます。送料と日程は納品先ごとにお見積もりします。飲食店の多店舗の進め方は飲食店のスタッフTシャツにもまとめています。
フォームまたはLINEから送っていただければ、原則3営業日以内に返信します。
まとめ
- スタッフ用と物販用は、数量の出し方を分けて表にする
- ボディを1種類にするか、スタッフはドライ・物販は綿に分けるかを決める
- 黒ボディに淡い色を刷るなら、下地と版数を確認する
- 物販のサイズは客層から割合を置き、1色ずつ配分する
スタッフ数と物販の予定数がそろえば、1回の相談で2つの用途を進められます。無料相談からお送りください。