オリジナルTシャツ発注の稟議書の書き方|目的・数量・比較・日程の記入例
Tシャツの稟議書は、目的・数量の根拠・相見積もりの比較・日程・支払い条件の5つを書けば通る形になります。金額の妥当性は、比較表と見積書の内訳で示します。
決裁者が気にするのは「なぜ要るか」「なぜこの枚数か」「なぜこの依頼先か」「いつ払うか」です。この4つに先回りして答えておくと、差し戻しを減らせます。
社員T・ユニフォーム・ノベルティの発注で社内承認を取る担当者は、下の記入例を自社の書式にそのまま写して使えます。
稟議書の5つの欄と記入例
社内の書式に合わせて、次の5つを埋めます。記入例の数字は書き方を示すための仮のものです。
| 欄 | 書くこと | 記入例 |
|---|---|---|
| 目的 | 何のために、誰が着るか | 展示会3回でブース担当が着用する |
| 効果 | 何で確かめるか | 来場者アンケートの社名認知の設問 |
| 数量の根拠 | 人数×枚数+予備 | 担当40名×2枚+予備20枚=100枚 |
| 比較 | 何社に、同じ条件で依頼したか | 3社に同じ依頼文で見積もりを依頼 |
| 日程と支払い | 納品日と支払い時期 | 9月末納品、発注時に前払い |
- 効果の欄は、測れるものを1つだけ書く
- 数量は計算式のまま書くと、増減の相談がしやすい
- 社員配布なら、サイズの回収方法も添える
全社配布のサイズ回収の進め方は、会社Tシャツ・社員Tシャツの作り方で扱っています。
相見積もりの比較表の作り方
比較表は、金額より先に「条件がそろっているか」を示す表にします。条件がずれたまま金額だけ並べると、決裁者から質問が返ってきます。
| 比較項目 | 稟議書に書くこと | 確認の観点 |
|---|---|---|
| ボディ | 品番・色・サイズ構成 | 3社で同じか |
| 加工 | 方法・位置・大きさ・色数 | 同じ原稿の前提か |
| 初期費用 | 版・刺繍データの扱い | 別計上か内包か |
| 納期 | 何日から数えるか | 発注日か仕様確定日か |
| 総額 | 税・送料の扱い | 有効期限内か |
選んだ理由は、価格以外の点も1行で書きます。 たとえば「希望日に間に合う」「サンプルで確認できる」などです。比較の詳しい見方は見積もり依頼で伝えることと比べ方にあります。
日程は「決裁の日」から書く
稟議の承認にかかる日数は、制作の日程に直接入ります。TSUKUWEARの納期は、仕様確定後およそ6〜8週間が目安です。数量・工程数・時期で前後し、確定した納期は見積書と注文確認書でご案内します。
| 日程の行 | 記入例 |
|---|---|
| 稟議の申請 | 7月10日 |
| 決裁 | 7月17日(承認に5営業日) |
| 発注・入金 | 7月下旬(経理の振込日) |
| 仕様確定 | データ・位置の承認のあと |
| 納品 | 確定納期は注文確認書で案内 |
使う日から逆に数えるなら、逆算スケジュール表に納品希望日を入れると、仕様確定と決裁の期限が出せます。
支払い条件の書き方
TSUKUWEARのお支払いは銀行振込で、請求書を発行します。初めてのお取引はご発注時の全額前払いで、金額が大きい場合は着手金と納品前の残金の2回に分けることもできます。
- 前払いの場合は、振込の実行日を稟議書に書く
- 2回払いの場合は、それぞれの時期と金額の割合を見積もりで確認する
- 勘定科目や予算の区分は、社内の経理に確認する
見積書・注文確認書・請求書の流れは、法人のTシャツ発注手続きにまとめています。
決裁者の質問と、答えに使う資料
差し戻しの多くは、質問に答える資料が添付されていないことで起こります。出やすい質問と資料を対応させておきます。
| 決裁者の質問 | 答えに使う資料 |
|---|---|
| なぜこの枚数か | 人数×枚数+予備の計算式 |
| なぜこの依頼先か | 比較表と選んだ理由の1行 |
| 仕上がりは大丈夫か | デザイン案・位置の図・サンプルの予定 |
| 余ったらどうするか | 予備の使い道(新入社員・追加配布) |
| 間に合うか | 日程表と確定納期の案内時期 |
| ロゴの扱いは正しいか | 広報やロゴ規定の承認記録 |
ロゴに使用規定がある場合は、変えてよい範囲と承認者を先に確認しておきます。
稟議用の見積書の形式を指定する
社内の決まりで見積書の形式が決まっていることがあります。依頼の時点で伝えると、出し直しが減ります。
- 宛名(会社名・部署名・担当者名)
- 見積もりの有効期限
- 内訳の分け方(ボディ・初期費用・加工・包装や送料)
- 数量を変えた比較の有無(例:100枚・150枚)
TSUKUWEARの見積もりは、版代・刺繍データ代などの初期費用と、ボディ代・加工費を分けてお出しします。費用の項目の考え方は料金の考え方で確認できます。
まとめ
- 稟議書は目的・数量の根拠・比較・日程・支払い条件の5欄で組む
- 比較表は、金額の前に条件がそろっていることを示す
- 決裁にかかる日数を、制作の日程に入れて書く
- 決裁者の質問ごとに、答えになる資料を添付する
稟議に必要な見積書の形式(宛名・有効期限・内訳の分け方)と希望日を添えて、相談フォームからお送りください。用途と数量が未定でも、原則3営業日以内にご返信します。